まいど!シュリンク包装屋さんの『最幸』な言葉(19) - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

中沢雅孝
神奈川県
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寺崎 芳紀
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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まいど!シュリンク包装屋さんの『最幸』な言葉(19)

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陽転思考 『最幸』な言葉シリーズ

明日はわからない



ウサイン・ボルトがめちゃめちゃに速い。
するとまたしても誰かが言う、「ジャマイカ人は足が速いのだ」

確かにパウエルも速いし、オッティも速かった。
足の速い陸上選手が昔から多く存在したから子供たちもそうした英雄に憧れて
陸上の短距離が盛んになったのだろう。
だが、それをすぐに国や地域で区切って特別視するのは間違っていると思う。

日本人が柔道が強いのは、畳の上での生活風土の特性による、
という説が一時期あったが、もう誰もそんなことを信じてはいない。

空手のローキックにしても最初の世界大会当時は、日本人特有の胴の長さと
和式便所で知らぬ間に鍛えられる足腰があるからこそ強いのだ、
という分析があった。
が、稽古次第で足の長い外国人だってローキックにも強くなる、という
当然といえば当然の結果が出たのはそのすぐ4年後だったのだ。

人種や国籍だけでその競技の優劣が決まることはまず無い。
歴史の違いとか食べ物の違いとか生活風土の違いとか、
多少有利に働く部分があったとしても、その壁は必ず覆されている。
逆に言えば、そういう分析の専門家に惑わされて、多少なりとも

諦めの気持ちを持ったときこそ、一番危険なときだということだろう。


勝者は表彰台を下りたとき、勝利を称える群衆の中にも虎視眈々と次を狙って
見つめている視線を感じなければならない。

あなたに感動した人間は、あなたを越えようとしてくるだろう。