- 吉野 充巨
- オフィスマイエフ・ピー 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
皆様はあのアインシュタインが発見した法則「72の法則」を知っていますか?
これは、72を複利の金利で割ると元金が2倍になる年数が得られるというものです。
例えば年利1%であれば、72÷1%(金利)=72年かかり、5%の場合は72÷5%(金利)=14.4年で2倍になります。従ってご自分の期待収益率で、資産が2倍になる年数がすぐにわかります。逆に物価上昇率が5%であれば、14年で物の値段が倍になってしまうことも判ります。
また、毎月1万円を積立てて複利運用した場合の表を作成しました。例えば、20歳の人が、毎月1万円積立て複利3%の運用の場合、約920万円、複利5%で運用した場合、何と1500万円になります。そして、10%の複利運用では6,300万円にもなります。
私が持つ過去データでは、日本債券、日本株式、外国債券、外国株式に均等に配分した際の15年間(1990〜2004年)の平均リターンが5.7%ですので、45歳で毎月4万円の積立を始め、夫々に1万円ずつ投資した場合、2004年に60歳に達した方は、1068万円の資産が形成されたことになります。
このように、長期・分散投資を毎月積立で行うことで、大きな果実を得ることができる可能性が高いので、お客様には国債と投資信託を組み合わせたプランをお勧めしています。