- 眞柄 清司
- 株式会社東京バススタイル 代表取締役
- 建築家
対象:住宅設備
- 松林 宏治
- (住宅設備コーディネーター)
- 松本 秀守
- (住宅設備コーディネーター)
ユニットバスとは? ユニットバスの意味って?
オーダーデザインユニットバス『東京バススタイル』の眞柄です。こんにちわ!!
今日は『ユニットバスとはそもそもどういうものか』を説明したいと思います。
というのは、色々な方とお話していると、『ユニットバス』の言葉の捉え方が、微妙に違うことに気がつきました。
『ユニットバス』という言葉は、日常、何となく使われています。
でも、いざ、『どういうもの』と聞かれるとちょっと困ってしまうのではないでしょうか。
一例として、お風呂場の総称として使っている方もおられますし、トイレと洗面器が付いたいわゆる3点ユニットバスのことを言っておられる方もいます。
『ユニット』の語原『unit』を辞書で調べてみますと、『単位』や『最小単位』と解説されています。
これは、例示などをみていますと、最小単位といっても、パーツ単体のことではなく、幾つかのパーツを組み合わせた最小単位という意味合いのようです。
又、別の辞書を調べますと、『組み立て式』という意味もあるそうです。
『ユニットバス』で考えてみると、1.床パネル、2.壁パネル、3.天井パネルの合計3つのユニット(=工場にてパーツを組み合わせた最小単位のもの)を現場で''組み立てて''、バスルーム全体を完成させるというところで、『ユニット』という名前がついたのではないでしょうか。(2つの意味を兼ね合わせて)
(※実際には、床、壁、天井それぞれのパネルは、複数ユニットに分かれているのが一般的です)
ユニットバスの名付け親の方からお聞きした訳ではないので、あくまで想像ですが?
さて、『ユニットバス』があるということは、『ユニットバスでないバス』があるはずです。
それは、一般的に、『在来工法』や『在来浴室』と呼ばれています。
『在来工法』は、簡単に言いますと、床や壁を防水性を考慮しながら、モルタルとタイルで仕上げる方法で、一般的に、ユニットバスに比べて工期が長く、機密性や止水性が劣ると言われています。
逆に、『ユニットバス』は、工場にて、各ユニットまで製作を完了し、現場では組み立てるだけのため、工場での製作期間は若干かかりますが、現場での組み立ては、1〜3日程度で短期です。
又、床には防水パン、壁には止水パネルを使用するため、在来工法より機密性や止水性が高く、白蟻対策にも有効とのことです。
最初に書きましたトイレと洗面器が付いた3点ユニットバスも、ユニットバスの1種ということになります。
ご参考になりましたでしょか。
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