従来の紙と鉛筆だけで測るテスト知能(IQ)だけではなく、
それ以外の知能にも目を向けるべきだと主張しました。(1983年)
人間には、複数の潜在能力や知性があり、それらが互いに関連
し個々の個性的な能力として発揮されているという考え方。
これは多重知性理論(MI理論)として知られています。
⇒ MI = Multiple Intelligences の略
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[ 参考:MI理論による8つの知能 ]
1.言語的知能 ことばへの感受性、言語学習・運用能力など
2.論理数学的知能 論理的な分析能力など
3.音楽的知能 リズムや音程・和音・音色の識別などの能力など
4.身体運動的知能 運動能力や身体能力など
5.空間的知能 空間のパターン認識能力など
6.対人的知能 他者とうまく交流する能力など
7.内省的知能 自分自身を理解する能力など
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このような考え方は、それまでのIQ偏重の捉えかたに衝撃を与え
人の知性に対する幅広い見方を促進しました。
そのような学問的な転換(パラダイムシフト)のもと
20世紀に入ってからの心理学・脳科学研究の発展に支えられながら
感情的知性に注目する領域として、EQ理論が提唱されるように
なりました。
EQ理論の登場です。
その人に必要なマインドを引き出し、「ぶれない軸」を作ります
株式会社イデアス 取締役CEO/研修講師 最上雄太