1991年から退官なさる2008年までとAAスクールでは珍しく長くあり続けた
ユニットで、当初より、建築・都市・映像・アートの境界を越える
Cinematic Architectureに関するユニークかつ実験的な試みを行って
いらっしゃいました。
建築と映像と聞いても、ぴんと来ない方々も多いのではないでしょうか。
そこで実際に学んだ本人達にとっても、「あれは何だったのだろうか」
という感想のようです。きっと、難解なのですね。
そんなパスカル氏もいよいよ御高齢で、AAスクールを退官なさって、
それを期にDIP3ユニットの活動を見直すシンポジウムなどが開かれました。
パスカル氏の元で学んだ多くの日本人生徒達の一部で、独自にDIP3ユニットの
活動を見直す勉強会が立ち上がり、続けて研究および研究発表を行っていく
とのこと。
今後の動きが楽しみですね。
(終わり)