
- 岡星 竜美
- イベントコンサルタントオフィス シリウス代表、東京富士大学 教授
- 神奈川県
- 経営コンサルタント
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
○○○さま。お問い合わせ、ありがとうございます。
さて、私は過去15年近く、日本マクドナルドさんのイペント・プロデューサーをしていまして、米国での世界コンベンションに参加し、最新ブランド戦略などを、米国本社のブランド・オフィサーなどから聴いていまして、大変勉強になりました。
今回のお問い合わせの囲い戦略・・・私はあいにく将棋はたしなみませんので、わかりませんが、現代マーケティング的に解釈すれば、エリア・マーケティングが当てはまるかもしれません。
日本マクドナルドは、かつて日本全国に急速出店を行っていまして、コンピュータの地図上に国勢データや競合店情報などをメッシュ化し商圏を割り出す、GPS搭載の出店適正マップ?なるソフトまで作っていました。まさに、現代の囲い戦略を地で行っていました。
エリア・マーケティングについては、(株)ナンバーワン戦略研究所 ご参照ください。
http://www2k.biglobe.ne.jp/~yano/AREA.html
ただし、まさに"今"のマーケティングは、拠点の奪い合い、商圏の囲い込みと言ったリアルな陣取り合戦以上に、ビジネスモデルによる利益の囲い込み、web・ケータイでの顧客の囲い込み、ブランディングによる心理シェアの囲い込みなど、目に見えない相当高度なコミュニケーション戦略が求められています。
※これらのことについては、またの機会があれば・・・。
今回の将棋で言う囲い戦略に対する回答のひとつが、エリア・マーケティングだと思いますが、それだけではムツカシイ時代と言えそうです。
一筋縄ではいかない、複雑で高度な時代になってしまいましたね。
ご参考になれば幸いです。