地盤改良工事

家作りのコツ 2009-07-29 00:00

船橋の家では地盤改良工事として鋼管杭を使用しました。この土地の地盤は通常よりも軟弱で、セメントミルクを利用した柱状改良工事では耐力を出すことができないという分析結果が出てしまいました。その結果鋼管を使用することになったのですが、費用は柱状改良のほぼ倍となってしまいました。土地を購入する際に古屋が建っていたのですが、もちろんこの古屋もだいぶ傾いていましたので地盤が悪いことはある程度予想の範囲でしたが、できればなるべく地盤の良い土地を購入することが望ましいのは言うまでもありません。しかし、何らかの理由でその土地を購入するというのであれば、木造であれば何とかなるということを覚えておいてください。
木造であれば、とあえて付け加えるには理由があります。
以前RCで3階建ての住宅を計画したのですが、その土地も非常に地盤が軟らかく1000万円以上の費用がかかる現場造成杭などを使用しないと建物が建てられないという結論になってしまいました。このように重い建物を建てる場合には、杭工事の費用が大きくなる可能性があります。この計画は結果的に頓挫してしまいましたが、RCなどのように重い建物を建てる場合こそ慎重な土地選びが必要である、これは絶対に覚えておいたほうが良いことだと思います。

ますいいリビングカンパニー
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