
- 青田 勝秀
- 大国屋ビジネスコンサルティング株式会社
- Webプロデューサー
対象:ITコンサルティング
- 服部 哲也
- (SEO WEBコンサルタント)
- 竹波 哲司
- (Webプロデューサー)
重要な部分その1!
☆お客様の目の動きにとってここがとっても重要なパートです。この部分を大半の人がえらい勢いで読んでいるんだそうです。最初の2段落までに必要なものをすべてつぎ込んでおかないと他のところは殆ど読んでくれないそうです。
重要な部分その2!
☆2006年の4月17日にuseit.com: Jakob Nielsen's Websiteにて報告されたデータを元に書いてます。WEB製作会社の方や広告代理店の皆さんが広めているとはおもいますが、原文と解釈にギャップがありF字理論が一人歩きしている感がありますので再度読み直しをしたいとおもいます。※この話をしたら、知ってる知ってるという人は多いのですがどうやって活かすのか?というところは知らない方が多いんです。
以下、訳文サマリー
F-Shaped Pattern For Reading Web Content (Jakob Nielsen's Alertbox)
Nielsen Norman Groupは232人の被験者の目の動きが画面上でどのように動いているかリサーチいたしました。その際に被験者がどんなサイトを見るときでも一貫した行動パターンを持っていることがわかりました。 この行動パターンは英文字のFの字のように目を動かすことがわかりました。そこには3つのおおきな特徴がありました。
1.最初にヘッダーの下のコンテンツエリアを水平に目を動かします。これがFの字の一番上の部分にあたります。
2.次に少しだけ目線をページの下部にさげて、また水平に目を動かします。しかし1.で見た水平移動よりも短い程度に目を動かします。これがFの字の2番目の水平の部分にあたります。
3.最後にユーザーはコンテンツエリアの左側を縦にスキャンするようにゆっくりと読んでみたり、すばやく読んだりしている。ここがFの字の縦棒にあたります。
Fパターンと言ってもラフで一般的に見て言っているだけで、もちろんページのコンテンツによっては若干の違いはあります。
EコマースのページではFの二本目のラインが通常よりも低いです。なぜならば画像イメージがあるからです。同時にカートに入れるなどのボタンが上部に設置されているとユーザーはそこをしっかりと見るのでFの字からは崩れていきます。
Fパターンを有効にウェブデザインに生かすとしたら
1.ユーザーのほとんどは文章を読まない!
2.最初の2段落で重要な情報を書かないと駄目!
3.左の上下で目を留めてもらうためには、小見出しや記号を使うべし!
訳文ここまで
どうでしたか?ご自分のECサイト今一度見直ししてみてください。お客様に読んでいただけるページになっていますでしょうか?
Nielsen Norman Groupさんはこれ以外にも凄いことに気がついているらしく、それを同社が開いているカンファレンスで発表するんだそうです。
2009年のThe Usability Week 2009 Conference は残すところ
New York: July 13-17, 2009
Sydney: July 27-August 1, 2009
Edinburgh: September 14-18, 2009
だそうです・・・。シドニー行けたら行きたいものです。