Gmailのメールアドレスの応用 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

青松 敬明
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寺崎 芳紀
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(経営コンサルタント)
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閲覧数順 2024年04月17日更新

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Gmailのメールアドレスの応用

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 Gmailの様々な機能の一つとして、複数のメールアドレスを使い分けるということができるという機能がある。(あえてここに書かなくても既知のことなのだろうが)

 例えば、「xxxx@gmail.com」は、「xxxx+yyy@gmail.com」としても「xxxx+zzzz@gmail.com」としても、「xxxx@gmail.com」に届くのである。
 これは使いようによってはいろいろなことが可能である。

 この私の場合、Gmailを単なるメールの受信以外にも、「自分宛のアイデアメール」の受信にも使っている。
 「自分宛のメール」というのは、基本的に、思い付いたアイデアを忘れないように使っている。

 他人からのメールは受け取った瞬間には処理をせずに、まずはラベルを付けているが(参照:「Gmailのラベル」)、「自分宛のアイデアメール」は、送り先を「xxxx+yyy@gmail.com」や「xxxx+zzzz@gmail.com」とし、さらにそのアドレスから送られたものは「自動振り分け(フィルター)」機能を使って、直接ラベル(フォルダー)に入るようにしている。
 つまり、ハナから受信トレイは素通りして、ラベル(フォルダー)に格納されるようにしているわけである。(別にGmailでしかできないってこともないが)

 例えば、「自分宛のアイデアメール」としては、「ブログのネタ」とか「今度買いたい物」とか「今度買いたい本」とか「あの人に電話しなけりゃ」とか「今度ここに行きたい」とか、、、いろいろとある。
 そこで、「ブログのネタ」を思い付いたときには「xxxx+blog@gmail.com」に送信し、そのメールは自動的に「ブログネタ」のラベル(フォルダー)に格納するようにし、「今度買いたい物」を思い付いたときには「xxxx+buy@gmail.com」に送信し、そのメールは自動的に「買い物」のラベル(フォルダー)に格納しているわけである。
 ついでながら、フィルターするときには、「既読」されるようにもしている。
 せっかく受信トレイをすっ飛ばしたのに、「未読」だと未読数が表示されたり、太字になったりするので、他の作業をするときの煩悩になりかねない。
 これらのラベル(フォルダー)は、いざ必要なとき(例えば、ブログのネタがない日とか、買い物に出たときとか、本屋に立ち寄ったとき)に見直せば良いだけである。

 この私の場合、現在は、以下のようなメールアドレスとラベルを使っている。
 現在の体系に至るまでは試行錯誤はかなりあったし、今後もこの体系は変わっていくと思う。
 やる気が出るように、ラベル名は基本的に「動詞」としている。
 受信したメールも基本的にすぐには対応せずに、まずはラベルを付けるようにしている。 

 「xxxx+schedule@gmail.com」→ 「予定する」
 「xxxx+mail@gmail.com」→ 「メールする」
 「xxxx+tel@gmail.com」→ 「電話する」
 「xxxx+check@gmail.com」→ 「チェックする」
  *見ておきたいサイトのURLなど
 「xxxx+follow@gmail.com」→ 「対応する」
 「xxxx+print@gmail.com」→ 「印刷する」
 「xxxx+investigate@gmail.com」→ 「考える」
 「xxxx+seed@gmail.com」→ 「暖める」
  *新しいビジネスのアイデアなど
 「xxxx+blog@gmail.com」→ 「書く」
 「xxxx+comment@gmail.com」→ 「コメントする」
   *ブログに送られたコメント通知など
 「xxxx+go@gmail.com」→ 「行く」
   *今度行ってみたいところ
 「xxxx+buy@gmail.com」→ 「買う」
   *買いたいもの
   *ついでに、服のサイズなど「買う」ような状況で必要なものも書いて送っている
 「xxxx+book@gmail.com」→ 「本を読む」
   *買いたい本
   *本屋ではiPhoneでこのラベルを見る。
 「xxxx+listen@gmail.com」→ 「聴く」
   *買ったり、借りたい音楽など
   *CD屋などではiPhoneでこのラベルを見る
 「xxxx+watch@gmail.com」→ 「観る」
   *観たい映画やテレビなど
 「xxxx+practice@gmail.com」→ 「練習する」
   *ゴルフの練習法を思い付いたときなど

 こう分類したことによって、デジタル機器が使えない場面で、紙にメモるときも、「+listen/Don Henley新曲」とかメモっておくことができるようになり、それを時間のあるときに自分宛に送っている。

 なお、フィルターでフォルダーに分ける作業は、Gmailでなくてもできるのだろうが、この私はiPhoneとの親和性からGmailとしている。
 受信トレイに入ったメールを、iPhone側でフォルダーに移動しておけば、次にパソコンを開いたときには、Gmailのフォルダーは空になっていて既にiPhone側で移動したフォルダーのラベルが付けられている。(もっとも、最近の携帯電話もネットに入れるようになっているので、ネットでGmailそのものに接続すれば同じことは可能である。画面の小さいのが難点だが。。。)

 実は、このように分類することによって、何かに接して何かを思い付いたときに、その場でそのアイデアに対して次に取るべきアクションが明確になってきたような気がする。
 そして、この分類こそが、自分の脳みそが社会から得ようとしている情報のカテゴリーのような気もする。
 もしこの私が、(実は最も苦手な分野なのだが)絵に興味があったりしたら「描く」なんていう分類もあっただろうし、アスリートだったら、「(新しい練習法)を試す」なんていう分類もあったかもしれない。そして、気付いた瞬間に、そのフォルダーに放り込んでおいて、いざというときにやってみたことだろう。

*「Gmailのメールアドレスの応用」より転記しました。