不動産仲介取引の公正さ VOL2 - 不動産売買全般 - 専門家プロファイル

藤田 将友
株式会社Rバンク 
不動産コンサルタント
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不動産仲介取引の公正さ VOL2

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  1. 住宅・不動産
  2. 不動産売買
  3. 不動産売買全般
建物検査と不動産仲介
※私が代表を務める株式会社Rバンクでは、全ての不動産仲介取引において、弊社負担にて
 第三者機関による建物検査を行なっています。

 前回からの続きですが、不動産仲介取引業者は、不動産のプロであってしかるべきだと
 思います。当然、業務に携わる人間の多くは、宅地建物取引主任者の免許を取得致します。
 只、不動産仲介取引業者は、取引に精通していても、意外なほど建物の知識がありません。

 不動産は、多くのケースで土地のみでなく、≪土地+建物≫で、その価値が形成されて
 います。本来は、建物の価値がどの程度、残存しているかということが、取引の大きな
 指標になるべきです。

 −あたりまえのことがあたりまえにできていない事−

 これが、一つのビジネスチャンスであり、今後の不動産業界の質を高める活動になると、
 信じ、Rバンクという会社を立ち上げました。 

 その際、一番悩んだのが、建物の価値を図るために何を基準にするかという事です。
 我々が行きついたのは、第三者機関による建物検査です。建築には建築の、料理には
 料理のプロがいるように、検査には、検査のプロがいます。
 公正・公平に建物の価値を見てくれる会社を探している中で、不動産会社や、建設会社
 の資本がなく、独立性が高い検査会社を見つけることができました。

 それが、 株式会社住宅検査保証協会 という会社でした。

 この検査会社を訪問した際、代表を務める大場社長が、直に話をする機会を与えてくれました。

 「協力できることは、なんでもするので言ってください。」

 我々の、不動産業界の取引の質を上げていきたいという話を、熱心にきいていただき、最後に
 言ってくれた言葉です。
 この言葉には勇気を頂きました。不動産仲介取引における建物検査の必要性に確固たる自信を
 持つことができました。


 続きは次回「建物検査とは?」・・・