看板作りに大切な「コンセプト」
ピアノ教室の看板を作る前に、まず考えていただきたいことがあります。
それは、あなたの教室の「コンセプト」です。
どのような教室を目指していて、レッスン理念はどういうもので、
地域社会に対してどのような貢献ができるのか・・・
そういったものを「コンセプト」と言うのですが、
ここがはっきりしているピアノ教室には生徒さんが集まります。
私はコンサルティングの現場で、いつもお伝えしていますが、
逆に言うと、このコンセプトを明確にしない限り、生徒さんは集まりません。
そして、教室独自のものや、コンセプトが明確にあると、
それを看板に表現することで、教室をアピールすることができます。
看板は見てもらえなければ意味がない!
看板を出しても、道行く人に見えなければ意味がありません。
とあるピアノ教室では、看板を出しているにも関わらず、
「3年住んでいますが、ピアノ教室があるとは知りませんでした」
と近所の方から言われた、という先生もいらっしゃいます。
看板は、まずは見てもらうことが非常に大切です。
全てはそこから始まるわけですね。
あなたの教室看板は、目に入りやすいか
ピアノ教室の看板で、一番大切なことは、
「歩いている人(車)から目に入りやすいか」
ということです。
いつも通る人に、看板を見てもらうことによって、
「ここにピアノ教室がある」
ということを脳にインプットしてもらうことができます。
看板は、チラシのような即効性がない、いわば「遅効性」の
集客ツールですが、これが意外と効いてきます。
前述したように、看板を見るたびに「見込み生徒さん」の
頭には、教室の存在がインプットされるわけです。
その時はピアノ教室に興味がなくても、例えばお子さんが、
ピアノを習いたいと言い出したときに、ピアノ教室を紹介してくれ、
と言われたときに、頭に思い浮かぶのが、あなたのピアノ教室の看板です。
ですから、即効性はないですがじわじわと効く、
生徒募集には欠かせないツールのひとつ、というわけです。
チラシと組み合わせると効果的
またチラシという宣伝媒体と組み合わさった時に、
かなりの効果をもたらすのも、看板です。
チラシを見て生徒募集を知り、看板を思い出す。
「あ、あの教室生徒募集してるのね。問い合わせてみようかしら」
と、教室の場所も外観もすでに知っているわけですから、
親近感も増し、お問い合わせしてもらいやすくなります。
次回は、実際に何に気をつけて看板を作るべきか、
そのポイントと、様々な看板について書いてみたいと思います。
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