とよく聞かれます。
私は、迷わずこの一冊をお勧めしています。
私の意見ですが、日本語で書いてあるこれ以上のリーダーシップの
テキストは無いと考えています。
ビジネスでリーダーシップを発揮したいと考えている人から、
リーダーシップの研究をやっていきたい人まで、幅広くフォローできる
「究極の1冊」です。
金井壽宏氏は神戸大学大学院で教鞭を取る日本のリーダーシップ研究の
第一人者です。私はこの本をぼろぼろになるまで読み返しています。
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▼ 厳選アンダーライン ▼
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内省的実践家とは、自分がうまくできつつあることについて、
どうすればうまくできるかを語れるひと、実践しながら内省し、
内省して見出したことを実践に生かせる人だ。(p.55)
リーダーシップとは、リーダーとフォロアーのやりとりのなかから、
インタラクティブかつダイナミックに帰属されていく過程なのだ。(p.63)
信頼性(credibility)なしに、リーダーシップはないという捉え方
は、リーダーシップの定義に直結した基本中の基本の命題として、
認めざるをえないのではないだろうか。(p.67)
「後ろを振り返ると喜んでついてきてくれるフォロアーがいること」
というリーダーシップの存在を問う第一の基準は、換言すればリーダー
たる人物の信頼性を照射しているのである。(p.105)
どんなに優れた価値や使命を体現したリーダーでも、
ひとびとのコミットメントを引き出せない限り、ミッション型も
「笛ふけど踊らず」になってしまう。(p.261)
そのほか、最上雄太が本の紹介をしてます。
▼多摩大学総合研究所研究員としてののブログ
⇒セルフコンセプトの種(タネ)書評ブログはこちらから
その人に必要なマインドを引き出し、「ぶれない軸」を作ります
株式会社イデアス 取締役CEO/研修講師 最上雄太