- 阿妻 靖史
- パーソナルコーチ
対象:コーチング
私の仕事は、恋愛の悩みを解決するお手伝いをすることなのですが、悩みの中には、普通に会話をしたり、アドバイスをしても解決しない種類のものがあるんですね。
たとえば、
「別れた彼のことがずっと忘れられない」
「男性不信があり、ずっと彼氏ができない」
「なぜか、既婚者にばかり言い寄られる」
などなど・・・
「別れた彼のことがずっと忘れられない」
という悩みを持っている相談者に、「別のことを考えましょう」「どんどん出会いを作りましょう」と言っても、それで解決するなら、友だちに相談した段階で解決しているんですね。
それでも解決しないから、相談に来るわけです。
こういうときには、心理療法が効果を発揮します。
なぜなら、アドバイスというのは、相手の「意識」に働きかけるもので、もし、問題が「潜在意識」レベルにあるものである場合、なかなか問題の核心に届かない場合が多いからです。
ずっと忘れられない場合、愛情を感じているのではなく、怒りや罪悪感をため込んで、それにフタをしている状態の場合が多いです。イメージの中の彼に向かって、怒りをぶつけるワークをしたり、ごめんなさいを言うワークをする(実はこれは少ない)ことが効果的です。
また、自分を許せないという感覚を持っているために問題が解決しない人は、極めて多いので、自分をゆるすためのイメージワークをよく行います。
このような、イメージを使ったワークを使うことで、単に言葉で行動を支持するだけにとどまらない、潜在意識を変容させる介入が可能になります。
もしあなたが、意識的に努力しても解決しない問題を抱えていたり、あるいは、なぜかあるタイプの人にばかり付きまとわれたり、幸せになれない恋愛パターンを繰り返しているとしたら、潜在意識レベルにある問題を解決する必要があるのかもしれません。
そういうときこそ、心理療法のセラピストを頼ってみて下さい。