不動産仲介取引の公正さ VOL1 - 不動産売買全般 - 専門家プロファイル

藤田 将友
株式会社Rバンク 
不動産コンサルタント
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不動産仲介取引の公正さ VOL1

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  1. 住宅・不動産
  2. 不動産売買
  3. 不動産売買全般
建物検査と不動産仲介
※私が代表を務める株式会社Rバンクでは、全ての不動産仲介取引において、弊社負担にて
 第三者機関による建物検査を行なっています。

 
 私は、独立して会社をおこす前、大手不動産仲介会社で、営業マンをしていました。
 不動産仲介の営業は、お客様にとって、大きな資産の取引のお手伝いをさせて頂けるので、
 非常にやりがいがあり、充実を感じる一方、取引を成立させ仲介手数料を得ることが目的
 となってしまうことにより、お客様に公正な取引ができているのかどうか深く疑問に思う
 ことがありました。

 特に戸建の仲介取引においては、建物の価値を築年数のみで判断する傾向が強く、
 営業マンは、建物に関する知識が乏しく、建物の状態の把握がほとんどできていない状況
 でした。

 建物の売主が、どんなに建物を大事に利用しても、築年数が一定基準を超えれば、建物の
 価値は0、時には解体費用分を土地値から引いた売却額の提案がされることもあります。
 
 これは、売主にとって公正な仲介取引と言えるでしょうか?

 一方、買主にとっても、建物の価値については、築年数の条件以外、知ることなく取引が
 行なわれます。

 当時、私にとっては、非常に不可解に思われたため、調査をする段階で、欧米では、建物
 の価値が築年数によって変動するのではなく、建物自体の価値に基づいて取引すること、
 また、アメリカでは、インスペクター(検査員)が、建物をチェックして、取引をする事
 が常識になっている事を知りました。

 この出会いは、非常に衝撃的で、私が独立をするきっかけを作る事になります。

 続きはVOL2で・・・