立地によって別々の基準で測定した通行量が、売上予測や繁盛予測に役立つはずがありません。
例えばそれは、二つの風呂の温度を、統一基準を作らず測らせることと同じです。
一人は湯船の表面を測り「60度だ」と言い、別の一人が別の風呂で、底を測り「40度だ」と言うのに似ています。
二人とも正しいことは言ってはいますが、これでは正しい比較はできません。
ましてや正しい判断は無理と言うものです。
「湯船はかき混ぜてから測定する」という統一基準がなかったから、こうしたことが起きているのです。
実際、同じ場所、同じ時間帯でありながら、測定基準を変えることによって、少ないときで数倍、大きいときには10倍以上もの違いが生じることがあります。
そして、残念ながら、こうした違いを故意に利用していると疑わせるチェーン本部があることも、また事実です。
湯船で測り方を間違えれば、火傷を負います。
通行量の取り方を故意に変えるならば、それは火傷ではすまなくなる危険性があります。
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