実は、通行量測定といっても、統一的に行う方法は定まっていません。
それぞれ、みんな勝手な基準で勝手にやっています。
街中や商店街、駅や交差点でよく通行量調査を見かけますね。
しかし、その測定基準は測定する企業や個人、商店街、調査会社によってみなバラバラです。
どこで測定するか、誰のどのような状態を測定対象とするか、どの方向を測定するか、どんな時に測定するか、これらが、みな調査者の判断によって異なってくるからです。
例えば、自転車を通行人に入れるか入れないか。
幼児を対象に含めるか含めないか。
含めるなら、ベビーカーに乗っている幼児はどうするか、抱っこしていたらどうするか、母親のお腹の中にいたら(将来はこの子もお客さんになるかもしれません)どうするか。
・・・測定対象だけをとっても言い出したらきりがありません。
測定日時の問題もあります。
測定途中で、雨が降ってきたら、その場で中止にしますか?
そうすると再調査費用がかかりますね。
中止にしなければその調査は「特殊な日」になってしまいます。
雨でなく、強風ならどうします?
突然、お祭りやデモなどで、行列が通りかかったらどうします?
近くの集会場で思いもよらぬ集会が催されているかもしれません。
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