それは、通行量に係数をかけて直接、売上げを算出するものではなく、一度通行量になんらかの補正する数値を掛けておいてから、売上げを算出するというものです。
これも、理屈はなんとなく納得できても、実は当てにならないウソの予測です。
その理屈とはこうです。
通行量が同じでも、先ほどにも出ましたが、店舗の置かれた条件がいろいろと異なります。
ここに着目するのです。
そこで、「お店が見えやすければ1.2倍」とか、「お店への入りやすさに難点があれば0.8倍」のように通行量を補正する。
こういうやり方をすれば、確かに「通行量を直接使ってはいません。店舗の実情に応じてきちんと補正しています」という言い訳にはなるでしょう。
しかし、だからといって、補正そのものが正しくなければ、なんにもなりません。
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