- 碧山 美樹
- プラスエム・アーキテクツ(碧山建築設計室)
- 建築家
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
まずは部屋と子供の汚れ防止対策。
次にできるだけ大きな紙と広口瓶に絵の具を4〜5色用意して、後は子供に思いっきり描く事を楽しんでもらいます。いつも使っているクレヨンとは違って、筆の感触は自由で新鮮。
うちの子はまだ小さいので、ポタポタたらしてみたり、スポンジを使ってみたり、何かきっかけをつくると遊びが広がるようです。
ちょっと面倒ですが、やる時はとことん付き合って自分も楽しんでしまいます。
ところで、新築やリフォームの際に、子供部屋の落書きや汚れ対策が話題にのぼる事があります。
内装材にしても家具にしても汚れが落ちやすいものが色々あるので、事例に合ったものをお勧めするのですが、壁などどこか一面を思いきってパネル状にするのもひとつの方法。
この頃の住宅は多くがプラスターボードという柔らかい素材でできているため釘を打つこともできません。木質系のパネル壁があれば、小さな棚やフックをつけたり額をたくさん飾ったり、それこそ落書きだって.....場合によってはOKかも?厚めのコルクボードならば「作品」や写真をどんどんピンナップできてしまう。部屋のアクセントになるよう鮮やかにペイントしたコンパネ(9ミリぐらいのベニヤ)でもいいかな。簡単なものなら日曜大工でできてしまうかもしれません。
壁を飾る時に、漫然とそこここに散りばめるより一か所にぎゅっとまとめたほうが案外かっこよくまとまるものです。
話は少しそれてしまいましたが、落書きといえば、小さい頃田舎の祖母の家に行くと、屋根裏部屋があって漆喰壁の一面に従兄弟や親戚の代々の落書きがありました。それを眺めたり、新しく書き加えたりするのがホント楽しみだったな。
ちなみにうちの子供用のテーブルや椅子はけっこう落書きされちゃってますが、それも味のうちかなと今はそのままにしています。