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閲覧数順 2024年04月24日更新

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米国のガン死・心臓病死を減らした食事法とは?(2)

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  1. 心と体・医療健康
  2. 心の不安・性格改善
  3. 心の不安・性格改善全般
(続き)・・ナチュラル・ハイジーンは、基本的には新鮮な野菜と果物、全粒穀物(玄米や全粒粉パンなど)を主体とする食生活、および適度な運動を取り入れた、極めて自然志向の強い健康法です。米国を中心に世界的な拡がりを見せており、内外の著名人にも信奉者が増えています。米国では特に上流階級の方々の支持が篤いようです。野菜・果物とあわせて良質な水を多量に摂取することも奨励しており、米国の政府や大学などと連携した研究・臨床応用が進められて、素晴らしい結果を出しています。

米国人というと、靴底のように分厚いステーキとポテトチップス、或いはドデかいハンバーガーとコカコーラ・・というイメージがあり、とても健康的な印象がありません。実際少し前までは、各種がんや心臓病、痛風などの病気が多発し、平均寿命は日本など他の先進国よりも短い状態が続きました。肉食がとにかく多い一方で野菜や果物の摂取が少ない、また有数の車社会のため運動不足の人が多い、それに競争が激しくストレスが多い・・といった要素が原因として挙げられていました。

ところがその米国も、近年ではすっかり様変わりしているようです。1977年に「マクガバン・レポート」という政府の報告書が出され、食生活を菜食中心にしよう、という運動が徐々に巻き起こりました。90年代以降は「Five a Day」というスローガンが掲げられ、毎日野菜と果物を5皿以上食べましょう!と喧伝されました。それだけでなく世界に先駆けてタバコ離れに取り組み、喫煙率は先進国で最低クラスまで低下しました。フィットネスブームも米国より世界に発信していき、スポーツ人口も増えています。

その結果、アッパー層を中心とした米国人の食事はすっかり野菜・果物中心に変貌したそうです。有力企業の社員食堂の中には、野菜や果物を無料で食べ放題にし、肉や菓子類を有料にしているところもあると聞きました。それに加えてコーヒーや紅茶も「カフェイン抜き」のものを選ぶ人が増え、砂糖入りの清涼飲料水(スポーツ飲料など)を子供や若者に飲ませない、という風潮になっているそうです。コーヒーやスポーツ飲料、ファストフード全盛の日本とは、実に対照的です。
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