次に、「通行している人と住んでいる人は別」ということについてです。
「通行している人と住んでいる人は別のこと。
だから、通行量は通行量で意味がある」
と考える人がいます。
分かったようで、分からない理屈ですが、簡単に言えばこういうことでしょう。
「動いている人(通行人)と止まっている人(住人)は別のこと。
それぞれ、まったく違うことだから、別々に数値化しましょう」。
これでも、分かったようで分からない理屈です。
人は動くことも止まることもあります。
動いているだけの人や止まっているだけの人など原則的にいません。
では、乗り物に乗っている場合はどうでしょう。
これは動いていることになるのでしょうか?
それとも、止まっていることになるのでしょうか?
常識的には、動いていることになるのでしょうけれど、同じく常識的には、少なくとも通行人ではありません(それは、通常、「交通量」と言って区別しますね)。
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