- 澤田 勉
- 保険比較ライフィ
- 東京都
- 保険アドバイザー
対象:保険設計・保険見直し
定期保険特約の部分は更新型になっている場合が多いため、
この時期に保険の外交員さんから「新しい保険に見直ししませんか?」と
お誘いを受けることも多いと思います。
このとき、ぜひ気をつけていただきたいのが
「保険料が今までよりも安くなりますよ!」の言葉。
この言葉に気をつけないといけないポイントがあります。
●本来、年齢が上がれば保険料は上がるはずです。
なのに保険料が安くなるのは理由があるのです。
ご存知だとは思いますが、保険には大きく2種類の保険があります。
1)貯蓄性の高い終身保険
2)保障重視の掛捨て保険 です。
過去に、一生懸命積み立ててきた貯蓄性の高い保険を解約して
この解約金で新しく掛捨て保険を買えば、保険料が絶対に安くなります。
その代わり、貯蓄部分はどんどん減っていってしまいます。
また、予定利率が4.0%以上の貯蓄性保険の契約は絶対に
解約しないでください。今は1%台ですので。
●保障が必要なときに切れてしまう可能性
このケースで多いのが主契約の終身保険は問題ないのですが、
特約が曲者です。65歳で保障が無くなるものが多い場合があります。
必要な頃に保障が切れてしまって意味の無い契約になる
可能性が高いのです。
医療保障は65歳以上が必要ですし、介護保障は70歳代後半から必要です。
転換を勧められたらよく吟味してからサインしてくださいね。
この場合は、貯蓄性の高い終身保障の保険契約だけを残し、
特約を全部解約してもいいと思います。
医療保障も介護保障も、終身保障でも安い保険が
たくさん発売されていますので。
参考関連リンク
・定期保険特約付終身保険の仕組み
→ http://lify.jp/contents/insurance_study/s19.php
・払済保険とは?
→ http://lify.jp/contents/insurance_study/s25.php
保険選びのお勉強 http://lify.jp/