- 青松 敬明
- ビジネスナビゲーター
- ビジネスコーチ
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
それ以来70年近く4割バッターは出ていません。
そもそも4割とか3割とか、50%以下の確率の安打率がスゴいのかどうかは別として、野球では様々な記録が数値化されています。もちろん、それは野球だけのことではなく、スポーツにおいては何かしらの数値化が行われています。
ホームランの数や打点は、ただ数字を足すだけですが、「率」で表される打率や防御率、奪三振率などは、割り算が使用され、ちょっと高度です。(でもないか。。。)
いずれにしても、「率」化することによって、当人のやる気だけではなく、ファンの興味も増してきます。
そこで、私は、仕事やプライベートなことに関して様々な要素を「率」化してみることにしました。
数年前、携帯電話用のコンテンツを海外に展開するという仕事をしていたのですが、そもそも当時の海外の携帯電話には日本の携帯電話のようにインターネット接続できる機種がほとんどありませんでした。
徐々にインターネット対応機種が出てきたのですが、どの国から攻めるのかを決めるときに、勝手に思い付いた「飲み屋理論」と「地下鉄理論」という2つの理論で数字を「率」化していきました。
「飲み屋理論」というのは、「飲み屋のおねえさん方は先進的である」という勝手な見解から、どれくらいの飲み屋のおねえさん方がインターネット対応の携帯電話を持っているかということを「率」化したものです。飲み屋に行っては、「5人中3人で6割なので、そろそろ一般にも普及するか 」などと考えていた訳です。別に飲み屋に行きたいからこの理論を編み出した訳ではありません。
「地下鉄理論」というのは、日本がまさにそうであるように、インターネット対応の携帯電話が普及すると、鉄道の中で暇つぶしに携帯電話をいじくる人が増えてきます。そこで、「この車両30人の乗客のうち3人が携帯電話を見つめているからまだ1割なので、普及するのはもうちょっとか」などと考える訳です。
あくまでも、これらの理論は勝手な理論なので、が正しいのかどうかは誰も分かりません。。。
なお、せっかく「率」化したのであれば、それはちゃんと記録として残し、ある期間ごとで比較しないといけません。
ちなみに、最近は、パソコンと電話があれば基本的な仕事ができるという職業がら、起きた瞬間に顔を洗ったり歯を磨く前にパソコンを立ち上げて仕事を始めてしまうケースがあります。ヘタをすればそのまま集中してしまい、出かける時間が迫ってくると慌ててシャワーを浴びるようなことにもなりかねません。(ということが多々あった。。。)
そこで、「起きたらすぐシャワー率」を出しています。
5月の最初の7日間では、起きてすぐにシャワーを浴びたのはたったの2回で2割8分5厘。いくらほとんどがゴールデンウィーク中だったとしても、ちょっと率が低すぎる。せめて、最後の4割バッター並みにはしないと。。。