- 前田 紳詞
- 代表取締役
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
真夜中の突然の電話
先に書いた素晴らしいディナーパーティが終了し自分のホテルに戻ったらたら突然、電話がなりました。
ディナーに参加されていたドラッカー財団の理事長フランシスさんからでした。
パーティーでプレゼントした日本画の画集のお礼と事務所へのご招待でした。
17日に皆さんで、グランドセントラル駅に集合。この駅は歴史的な建築物で映画の撮影にも使われている駅です。そこから歩いて5分ぐらいのフランシスさんの事務所のあるビル”ミューチュアル・アメリカ・ビル”に直行。マンハッタンでも一等地で入口にはセキュリティのあるゴージャスなビルです。
大統領とかの写真や多数の勲章
多くの人が働いてるフロアを抜けてドラッカー財団のフランシスさんの個室に直行、壁には多くの写真と賞状や勲章が貼ってあります。
写真にはレーガン大統領、ブッシュ父大統領やクリントン大統領と一緒に2人で写っている写真が飾ってあり、机の上にはP・ドラッカーと一緒に写っている写真もあります。(写真1)
壁にはいろんな大学の博士号をとった認定証が多数飾ってあり、これは一部とのこと。
政府から勲章も多数もらっていて
下のアドレスのご本人が動画にはドラッカーのエリザベスさんに贈る言葉や、クリントン大統領から勲章をもらう授賞式の映像、「ビジョナリー・カンパニー」を書いたビル・コリンズとの対談とかが入っています。
http://premierespeakers.com/frances_hesselbein
フランシス・ヘッセルバインさんとは
ご本人は1976年から1990年まで世界最大の女性組織「全米ガールスカウト連盟のCEOと専務理事」を務められ”BusinessWeek"の表紙にもなったことがあるお方です。
現在はNPOを支援するドラッカー財団の理事長です。
正式名称は”Leader to Leader INSTITUTE"
http://www.pfdf.org/
1990年に設立された団体です。
私が、ドラッカーの本「非営利組織の経営」でドラッカーと対談されていることを思い出し指摘すると、その本を持ってこられ自分の出ているページにサインしてその本をプレゼントしてもらいました。
アメリカ経済復活の可能性
アメリカにはNPOを支援する人たちがいっぱいいて、この事務所も家賃は1円も払っていないとのこと。保険会社の社長であるビルのオーナーがドラッカー財団を支援しており、無料で場所を貸してくれているそうです。
こういった文化こそ”アメリカの強み”であると実感しました。
アメリカ経済は混乱状況であり金儲け主義に走ったつけだと言われていますが、
社会支援ということも実は日本よりはるかに進んでいます。
NPOや支援する人々、社会の存在は、アメリカの強みであり再び復活する力を持っていることを実感させてくれます。
ドラッカー学会
http://drucker-ws.org/