ビジネスにも役立つ「ワーク」

ビジネス・スキルセミナーのお知らせ 2009-04-29 14:25

ここでも何回か紹介した、「バイロンケイティ」のワーク。
自分が思い込んでいるビリーフに取り組むことで、
ストレスから解放されていくワークです。

夫婦関係や親子関係、上司と部下の関係など、
人間関係に効果的ですが、ビジネスにも役立つ事例があります。

下記のような事例がバイロンケイティのワークで、
実際にあったそうです。

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○ジェリーさんは、ある消費財のメーカーの商品開発マネージャー。
ジェリーさんのチームメンバーは「お客様を増やさなければ利益が出ない」と
思っており、その考えがストレスとなっていると、ジェリーさんは感じていて
ワークに取り組みました。

ジェリー「新規顧客を増やさなければ利益がない」

ケイティ「それは本当でしょうか？」

ジ「本当です。」

ケ「絶対にそうだと言いきれますか？」

ジ「NO,１００％は言えない。」

ケ「その考えがあるとき、どのように反応するか？」

ジ「営業の人たちは新しいお客様を獲得するしか考えらないから、
商品の値段を下げたり、実現できない約束をお客様にしてしまったり、
めちゃくちゃな売り方をしている。営業メンバーが信頼できない。
営業とビジネス開発の部門間で衝突してしまっている。
営業チームにはノルマがあり達成するために必死で、結果、
ビジネスの信頼を落としてお客様が離れていっている。」

ケ「新規顧客を増やさなければ、利益が出ないという、
考えがなければどうなりますか？」

○「時間とエネルギーに余裕が出て、既存のお客様を大切にできるし、
品質を向上させることができる。良好な関係を既存の優良顧客と築ける。
お客様にとって大事なパートナーとなれる。お客様は当社の商品を使って
よりよい生活が実現できます。パートナーシップが築け、
顧客の成功は我々の成功となる。いいお客様との関係が築ければ
新規開拓をするマーケティングコストが低下します。
少ないお客様で利益が出ます。」

そして、置き換えをしていきます。

「新規顧客を増やさなければ利益が出ない」
を置き換えると、

「より少ないお客様で利益が増える。」

理由：
「１、本当かも知れない。よりリソースをフォーカスできる。
質を重視する。」
「２、不況なので、より優良顧客にフォーカスし、
なかなか売上につながらないお客様は手放す。」

継続できる組織とハイクォリティなサービス提供、
信頼があるビジネスが生き残ります。

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一見、当たり前だしありきたりかも知れませんが、
自分たちがストレスの中にいると、新しい発想などが
自分の中から生み出されてくることがなくなっていきます。

バイロンケイティのワークに取り組むことで、組織やビジネスの中でも
自分たちの思い込んでしまった考えやそれによるストレスを
手放していくことが可能になります。

ぜひ自分の考えに縛られ、にっちもさっちもいかない方や、
行き詰ってしまっている方などにも効くワークです。

※「バイロン・ケイティ」ワークについてはこちら
↓
http://www.transpersonal.co.jp/work/katie.html

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