なぜかというと、保険は確率でできています。何の確率かといえば、簡単に言うと保険会社の支払う確率です。すなわち保険料が安いということはそれだけ支払う確率、または額が低いということになります。
日本の保険会社の保険は、内容がまったく同じならばほとんど保険料は変わりません。それが、見た目は同じで保険料が何千円も違うとなると、何か裏があるということです。そのことがわかって加入するのならば問題はないのですが、わからないで加入すると無駄な支出が発生します。そうならないためにも、保険は以下の順で考えて加入しましょう。
1、保険の加入目的を明確にしましょう。
不安だから保険に入るのではありません。万一時にお金に困るから保険に入るのです。お金に困らなければ保険に入る必要はありません。
2、どのくらいの保障額が必要か計算しましょう。
万一時の支出と収入を計算して、支出から収入を引いてプラスならばその分がお金に困るということです。
3、目的にあった最適な保険種類を選びましょう。
生活費のため、葬儀費用のため、子供の教育資金のためなど目的ごとに保険期間、保険種類を考え保障がダブらないように注意しましょう。特約(オプション)のオンパレードはやめましょう。オプションをすべて使うことはあり得ません。
4、保険料の検討をしましょう。
最適な保険を選んだら、ここではじめて保険料が高いかどうか検討しましょう。高い場合には、何かの条件を落とすしかありません。最初に戻り検討です。
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このコラムの執筆専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
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「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
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