- 土井 健司
- 土井経営研究所 代表
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
米ビジネスウィーク誌に以下の記事が掲載され興味深い記事として紹介されている。
米国の現在までの株価下落が2007年の水準にまで回復するには、年10%の株価成長率で8年、8%の株価成長率で10年、更に6%で13年かかるという分析結果である。
このことは、如何に今回の世界金融危機による株価下落が異常な状態であることの証明でもある。
しかし、この成長幅で回復までに8年から13年かかるということは、今後株価が上昇してくとするならば、今、株に投資しておけば少なくとも年6%の利回りで13年、リターンが期待できるということでもある。
今、株価が底であるかの議論は非常に悩ましい問題ではあるが、この記事は今後の株式投資の判断をする際に一つの重要な参考になるのではないかと考えられる。