やはり外せない「春募集」
春は、世の中の人が「何か新しいことを始めたいな」と思う時期です。
春の新学期は、子どもにとっても大人の方にとっても、気持ちがとてもフレッシュで、
「何か新しいことを始めたい」
「やってみたかったことに挑戦してみたい」
と誰もが思う時期です。
親御さんも新学期は、お子さんに新しいことを始めさせる良いきっかけ、とお考えになる方がとても多いようです。
具体的な数字から「最適な募集時期」を考えてみる
春募集の他にも、気候も良く落ち着いて何かに取り組むのに最適な秋は、生徒募集には外せません。
春と秋は生徒募集に良い、という通説がありますが、あいまい過ぎる嫌いもあるので「1年の中で、本当に生徒募集に適した月」を考えてみました。
体験レッスンの受付日から想定してみる
それを知るために、当教室における「体験レッスン実施日」を取り出し、月別に統計をはじき出してみた結果、興味深い数字のデータが浮かんできました。
具体的な数字は割愛させていただきますが、今回の統計の結果、やはり春や秋は体験レッスン希望の方が多いということが分かりました。
興味深いのは、
「4月が少なく、3月、5月が多い」
ということ。
新学期とは言え、4月はやっぱり学校や会社の新年度が始まったばかりですから、皆さんの気持ちも、ちょっと浮き足立っていることも想像できます。
また、数字から読み取れるのは
「4月は忙しいから、その前から習い始めておこう」→ 3月に体験
「4月は忙しいから、落ち着いてきた5月から始めよう」→ 5月に体験
ということです。
このことから、生徒募集活動をするのは、
■2月〜3月初旬と4月の初旬の2回
■9月か10月の1回
が良いのでは、と思います。
数字から、生徒募集戦略を練る
これらのデータは、私が独自で統計を取ったものですので、それぞれ教室によって変わってくるでしょうし、もちろん教室周辺の地域性や、ライフスタイル、統計媒体の絶対数によっても変わります。
大切なのは、あなたの教室に埋もれている「貴重なデータ」から、具体的な数字として浮かび上がらせ、
「どの時期に、募集チラシをまけば効果的か?」
「生徒募集をかけるのに適切な時期はいつか?」
ということを把握することです。
これが分かれば、チラシの作成開始時期、印刷の発注時期、折込の依頼時期が逆算することで分かりますよね。
生徒募集で大切なのは、あなたの教室での統計を取り、
「あなたの教室がある地域で、一番良い生徒募集時期を探る」
ことです。
「数字」は時に多くのことを語ります。
感覚や安易な推論に頼らずに、最適な時期を探ってみることをお勧めいたします。
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