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名古屋市長に河村たかし氏当選
環の小坂です。
私の故郷の名古屋で市長選挙が行われ、
前民主党衆議院議員 河村たかし氏が初当選しました。
名古屋は昔から非共産党以外相乗りという悪しき習慣があり、
前回の愛知県知事選挙でその構図が崩れ、
今回名古屋市長選挙でもその構図が崩れました。
そのため、今まで低かった投票率も上昇し、50％を超えたようです。
民主党小沢代表問題の逆風も多少あったでしょうが、大方の予想通りの圧勝でした。
（まあ名古屋はもともと民主党の金城湯地ですが）
私も選挙権を得てから1997年に名古屋市長選挙に投票したことがありますが、
市民の行政への参加の第一歩でもある選挙に
複数の選択肢が示されたことは大きいと思います。
河村さんは私の通っていた中学・高校の近くを地盤にしていたこともあり
知っていました。
当時から自転車に乗りながら「名古屋から総理を狙う男」として
有名でしたが、最初は落選を繰り返しており、
その言葉も仲間内では「ギャグ」として存在していました。
（意味合いとしては「よくわからん無鉄砲なこと」をさしていたような気がします。
「お前は河村たかしか！？」と言うと）
それが日本新党ブームで中選挙区トップで初当選してからは新進党、自由党、
民主党で当選を重ね、市民の間ではかなりの人気者になっていました。
議員宿舎入りを拒否したり、市議会と対立したりしていますが、
民主党市議や労組も今回の意義を理解し、
市長与党として公務員の給与削減や減税に取り組んでくれればと思います。
過去にも市長選挙に意欲を示しながら市議との関係がよくないため、
立候補断念が多かったですが、ようやく念願がかなったようです。
名古屋は市役所の職員になるのが一番のエリートと呼ばれる
土地柄で（東京では考えられないですが）、
私が某政令指定都市の内定を辞退して金融機関に進んだ際も
名古屋の知人は皆反対でした。
これからの名古屋市政が楽しみです。
