ウェブ制作ってホワイトカラー?ブルーカラー? - ホームページ・Web制作全般 - 専門家プロファイル

小坂 淳
株式会社環 
東京都
ウェブ解析士マスター

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:ホームページ・Web制作

三井 博康
三井 博康
(Webプロデューサー)
原島 洋
原島 洋
(Webプロデューサー)
小菅 太郎
小菅 太郎
(ITコンサルタント)
原島 洋
(Webプロデューサー)

閲覧数順 2024年04月23日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

ウェブ制作ってホワイトカラー?ブルーカラー?

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. ホームページ・Web制作
  3. ホームページ・Web制作全般
成功するホームページ作成会社 環のホームページ作成

ウェブ制作ってホワイトカラー?ブルーカラー?



環の小坂です。

職種はよくホワイトカラーとブルーカラーという風に識別されます。
元々はYシャツ族と作業服族のそれぞれの色から来たのだと思いますが、
オフィスワーク・外交職がホワイトカラー、現場作業がブルーカラーと呼ばれています。

その定義に立つとウェブ制作ってどっちなんでしょうか?
・作業をしているし、労働して生産するという意味ではブルーカラー。
・オフィスワークではあるし、体外的な折衝やコミュニケーションも多いという意味ではホワイトカラー。
どちらともいえます。

私の考えとして、ウェブ制作はどちらの意識も必要であると思います。
クリエイティブな発想や対外折衝能力、自己管理も必要ですし、
体力・精神力どちらも必須で、生産活動に従事します。

心技体のバランスが大事で、経験が豊富でもプレッシャーに弱かったり、
変化・進化についていけないと失格です。
また、頭でわかっていても実行できなければ意味がありませんし、
知識もなくがむしゃらにやってもうまく行きません。

技術の変化が激しいので、頻繁に新たな挑戦が生まれます。
また、お客様の業務に大きな影響を与えるので、
その辺のプレッシャーも多いです。
プレッシャーや新たな挑戦に耐えられない人は論外ですが、
自ら主体的に変化を捉え、理想と現実の挟間から
解決策を考えて実行していく心技体が必要になります。

変化が激しいので下克上も多く、大手SIERなんかでは
かつての部下が上司になるなんてことも多いようですが、
常に競い合って成長していくマインドがも必要な適性です。
(降格や下克上でへこんでいてはいけません。)

そして実際の制作業務・企画業務を実行していくには
ウェブだけの技術では不十分で、マーケティングや
ビジネススキル全般も必要になってきます。
(弊社の社員で異業種からの転向が多いのもそのためかなと思います。)

ホワイトカラーに大卒が多いというイメージがありますが、
ウェブ業界は学歴がほとんど関係なく、
一流大学を出ていようが、美大を出ていようが、それで採用が決まることは
弊社に限らずほとんどありません。

先日「優秀な社員ってどんな共通項があるんだろう」と思って色々調べましたが、
学歴は全く関係がないことがわかっています。
(経験もあればいいというものでもないです。)
学歴で言うと大学院卒・大卒・専門卒・短大卒・高卒とばらけますし、
学部もあまり関係ないですし、美術系大学出身も関係ないです。

共通項としてあるのは
・誰かのお膳立てがなくても仕事をする経験をしている。
・学習意欲が高く、色々なところに顔を出している。
・交流の範囲が広い。(ウェブ業界に偏らない)
・学習するときには「試している」。
 (実際にソフトを使うとか開発してみるとか、
  本を読むだけではなく)
・経験と比例してビジネススキルが高い。
・(特に心の)健康管理がしっかり出来ている。
・時間管理に優れている
などです。

こういった人は弊社内でもそうですが、
独立した場合でも成功している例が多いようです。

結論としてウェブ製作者はホワイトカラーでもブルーカラーでもなく、
グリーンカラー?なんでしょうか。