先月旅先で改めて自分に感じた事

今回は久々にXポストからではない記事をお届け致します。(笑) ちなみに今回の記事は、前回の「今の自分の真実を、自分で正しく知る唯一の方法」の続きの様な内容になっているかもしれません。

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・・・という事で、先月私は福岡在住の伯母のお葬式に向かう為に久し振りに新幹線に乗ったのですが、今回はその行きの新幹線の中で起こった出来事から、私が改めて＂自分に感じた事＂に付いてお伝えしたいと思います。

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前日の深夜に福岡に居る従兄から電話が入り、伯母が亡くなった事を伝えられた私は、翌日のお通夜に間に合う様に夜中に旅の荷造りを始めました。

そして次の日に従兄から教えてもらった会場に電話を入れて、どこが一番最寄りの駅になるのかをお聞きし、旅支度を終えた私は自宅を出発。

そして最寄り駅の自動販売機から新幹線の切符を購入。慣れない為なのか、寝不足で脳が疲れていたのか、窓際を取ったつもりで通路側を取ってしまった事に気付いたのは、新幹線に乗った時でした。

そして重たいキャリーバッグを棚の上に上げようと四苦八苦している時に、私の隣の窓際の席に座る男性の方が後ろにいらして、彼の手助けのお陰で何とか荷物を縦に乗せる事が出来たのですが、

「ありがとうございます」と言う私のキャリーバッグを、彼は苛々した様に横向きに乱暴に直し、不機嫌そうに自分の席に座ったのでした。

そんな彼の横柄な態度を感じながらも、私は再度「ありがとうございました」と彼に伝えて、そのまま静かに自分も着席し、発車した新幹線の中で仮眠を取ったり本を読んだりして、私には非常に穏やかな数時間が過ぎて行きました。

そして名古屋駅を発車し暫く経った頃に、突然彼が私に「京都か何処かで降りられるのですか？」と穏やかに聞いて来るではありませんか。

随分態度が変わった彼に、私は「一体どういう風の吹き回しかな？」と思ったのですが、そこから荷物を棚に上げる際に、苛々しながら私に横柄な態度を取った自分の事を、ずっと気にしていたのだなという事が私には分かりました。

何故ならその後「キャリーバッグの向きを変えてすみませんでした」と私に謝って来られたからです。彼は上げる時に重くて苦労していた私が荷物を降ろす際に、「自分が降ろしづらくさせてしまった」と、きっと気にされていたのでしょう。

そして彼は、もし次の京都か新大阪で私が降りるなら「自分が荷物を降ろしてあげよう」と思ってくれているんだなという事が私には分かりました。

そんな事を瞬時に察知した私は「私は小倉まで行きます。車内アナウンスでも『棚の荷物がハミ出ない様にお置き下さい』と言われていましたし、貴方は正しかったですね。私は旅慣れていないもので。降ろすのは上げるよりも楽なので大丈夫です」とお答えしたら、

彼はホッとした様に「新幹線、結構揺れるんですよね」と穏やかに答えて下さいました。その後私達は何の会話もしなかったのですが、新神戸に着いた時、彼は私に礼儀正しく会釈をしてから降りて行かれました。

・・・と、以上がとても印象深かった今回の旅の一場面だったのですが、皆様はこの現象をどう思われましたでしょうか？ちなみに私には、昔からこういう事が良くあります。

今回の事で私が自分に再認識出来た事は「怒りを怒りで返さないと、今回の様な奇跡が起こる」という真理です。今回起きた事とは「私が彼の怒りに反応しなかった為に、所謂自動的な＂念返し＂が起きた事による奇跡」という事だったのだと思います。

彼は私生活からなのか、お仕事からなのかは分かりませんが、心が疲れて苛々されており、その怒りの矛先を今回初対面の私に向けて来た訳なのですが、

私は冷静に「この方は随分疲れておられるのだな」と思い、何も感情を動かさずにいただけで「こんな奇跡が起こせる＝人の心を変化させてしまう」という事を、改めて自分に再認識させて頂けた出来事となったという事です。

例えば自分が穏やかな喜悦感を自分に感じている時に電車に乗ると、私自身は何もしないのに、近くにいる人が皆「優しく穏やかな心になっている」という事が分かる様な場面を沢山見る事になります。

良く「波動の高い人が住む街には犯罪が起こらない」という事が言われたりしますが、そういう現象というのは、実は誰にでも起きているのだと私は思います。

その規模はどうであれ「その存在だけで何もしなくても、本人が意識しなくても、むしろそんな事を意識しない無の状態だからこそ、世の中の役に立ってしまう人達」というのも、この世には確実に存在するという事を、私は今回も含めた自分の実体験から、改めて確信している一人でしょうか。

今回の記事を書かせて頂きながら、そんな事を久し振りに改めて思った私でございました～☆彡

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私達もこの鳥達の様に、自分が放つ波動で、良くも悪くも「お互いに影響を与え合っている」という事を私は思います。

ちなみにその自分が放つ波動の質は「一体どの様なものなのか？」という事は、常に自分が＂今、目にしている人間模様を始めとした光景や環境＂が教えてくれます。

「波動の高いものは、波動の低いものに影響を与える事は出来ても、波動の低いものは、波動の高いものに影響を与える事は出来ない」と言われますが、一方で「波動の低いものはエネルギーが重たい分、引き下げるパワーが強い」という事も言われています。

なのですが、もし＂怒り＂を始めとした重たいネガティブなエネルギーに自分が影響を受けたくないのであれば。自分の波動を高めて「引き下げる事が不可能なまでに、自分が軽くなってしまえば良い」。

そうしたら、今回の様な小さな奇跡を起こす事も出来ます。そしてこれが「私が人生を生きる信条」でもあります。

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