- 前田 紳詞
- 代表取締役
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
中国経済の復活は現実になってきています。
最近では同じことをマスコミとかいろいろなところが言いだしています。
世の中、中国頼みのオンパレードになってきました。
しかし、中国経済、警戒しなければいけない点が最近、出始めています。
例として
1) 政府からの指示で中国の銀行は中小企業に対する融資を増やす義務があります。最近は貸してすぐに回収する偽装融資が出てきています。
2) 中小企業への融資は企業の設備投資に回すためのものあり、お金を循環させることで景気を引き上げることを目的としています。
最近は設備投資用で融資を受けながら、不動産や株式に回すケースがどうも出てきているようです。(温家宝首相が激怒したという話も伝わりました) 上海株式市場が急騰していて怪しいマネーが動き出したようです。
中国経済、バブルのスタート時期に入りだしてきています。
すぐには大きな問題になりませんが、ずっと続けばどこかで崩壊します。
昨日の「世界経済時事教室」でも解説しましたが、私は中国経済を
「警戒レベル1」
に設定しました。警戒レベルが高いほど危険状態です。
日本の世の中でも皆が 「中国経済に注目」と言い出したら危ない時でしょう。
過去の世界経済の例では短くて3か月後、長くて1年後に崩壊します。
世界経済時事教室のご案内 http://form1.fc2.com/form/?id=360288