そんななか、世界の注目を浴びているのは「巨大消費市場中国」です。
先日も
上海モーターショー、海外自動車メーカーが中国市場に熱視線
(CNN2009.04.21) 中国の自動車見本市、上海国際自動車ショー(上海モーターショー)が、20日から6日間の予定で上海新国際博覧センターで開催中だ。米自動車大手3社(ビッグスリー)も出展し、世界で最も急成長している中国市場で収益拡大を狙っている。
同モーターショーには1500社が参加し、ポルシェ初の4ドアクーペ「パナメーラ」など新車13モデルが発表される。予想来場者は60万人以上。
ビッグスリーの1つ、米ゼネラル・モーターズ(GM)は経営再建中だが、中国での販売は好調だ。関係者によると、現在四半期ベースで17%増をマークしており、年間平均では増加幅がやや拡大すると予想している。
専門家らは、今年の自動車販売が世界平均で昨年から8%減少する一方、中国では10%増加し、高級車については増加幅が2倍にのぼる可能性を指摘。中国の乗用車販売台数は今年第1四半期に270万台と、従来世界最大市場だった米国の220万台を上回った。また、3月単月の中国の新車販売は100万台を突破している。
自転車が中国の道路を占拠していた時代は過ぎ、現在は初心者ドライバーが増加するなか、自動車メーカーの選択肢も増えた。中国市場には現在100社以上のメーカーがひしめき、西側各国の企業と競合している。中国の自動車業界は発展とともに再編が進むと予想されているものの、現時点で中国は世界各国の自動車メーカーに開かれた「オープンロード」(公道)となっている。
とのことで、自動車業界だけでなく、さまざまな業界が中国市場に期待をしております。
しかし、そんな中国進出も良いことばかりではありません。