
- 大園 エリカ
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
- 東京都
- クラシックバレエ教師・振付家
今回の高校野球の話題が、未だにこんなに長引いている事にも驚いている私ですが、でもそれはそれだけ多くの方達が共感されている話題でもあるからなのだろうなという事を思います。
(・。・;
・・・という事で、先ほどこの様な記事を目にし興味深く読ませて頂きました。慶応大学を卒業された方が真摯に書かれた記事なので、個人的には凄く説得力を感じました。
( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡
エリートに求められる節度がまるでない…立川談慶が「慶應の応援はOBとして恥ずかしい」と断じるワケ
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e6c0dd7422171ffb882b7378b223b49aafcfe0d
ちなみにこの記事から、私が以前コロナ禍前に「彼らの舞台の感想として、沢山書かせて頂いた記事の内容」と非常にイメージがダブるなと個人的に感じた事がございましたので、
今回ツイートを通して、簡潔にお伝えしようと思いました。(※この記事の為に一部加筆修正しています)
☆_(_☆_)_☆
「1年アメーバ、2年虫けら、3年人間、4年天皇、OB神様という上下関係の結束」かぁ。そういう校風から、あの慶応独特の雰囲気が生まれるのだなと私は感じた。
才能を重視するべき芸術やアーティストの世界にこういう「才能を無視した年功序列」が持ち込まれると、非常に歪んだ世界を生む。
日本は特にそういう傾向が昔からあるが、それは必然的に甘えや傲りや隠蔽体質を生み、結果的に非常に不健全なアマチュアの世界を形作る様になって行く。
私が彼らに出会った頃に感じた「歌う時以外の不調和や違和感」は、正にそこから生まれていた空気感だったという事が、今回の記事から理解出来た気がした。
プロであるなら年功序列に関係なく、皆が対等に「才能と才能の真剣勝負」であるべき舞台で、そういう「校風」が無意識に持ち込まれていた事が、当時の彼らの不自然さと窮屈さを生んでいたと私は思う。
それは私が彼らの事に付いて、当時のコラムでずっと書かせて頂いて来た事と同じです。
その私のコラムを、プロデューサーの方と彼らが読む様になってくれてから(※これはプロデューサーの方から当時直接お聞きした事です)彼らは舞台上で変化し始めた。それまで誰もそういう事を彼らに指摘する存在がいなかったというのも問題だと私は思う。
それはこういう体質を彼らが根に持っているから、誰も何も言えなかったのだろうか?
そういう事からも、彼らが如何に才能ではなく、年功序列を重視しルールにしていたかという事が私には分かる。アーティスト達に取って、かなりの不調和が起きて当たり前の環境だったのだと、今回の記事を読んで私は改めて理解した。
今後彼らはどういう風に生きて行くのだろう?それにより私もファンとして、彼らに対して変化するだろう。
【参考コラム】
★今回の高校野球で、多くの方達が不快に感じたという「慶応の品の無い応援」に付いての簡潔な考察
今日お散歩に行った時に、ふと上を見上げた所にいた一羽のキジバトさん♡
幸運を運ぶと言われる鳥さんに会えると、私は子供の様に毎回とても嬉しく思います~☆彡
(*^^*) ~ ♥
宜しかったら、こちらも是非ご覧下さい。
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世界的コロナパンデミックが何故引き起こされたのかが分かる【参考コラム】特集Ⅰ
世界的コロナパンデミックが何故引き起こされたのかが分かる【参考コラム】特集Ⅱ
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lilac(ライラック)
このコラムの執筆専門家

- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年