作られたアイドルスターを苦しめる「虚構を見抜けない人達」 - 文化・芸術全般 - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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大園 エリカ
大園 エリカ
(クラシックバレエ教師・振付家)
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(クラシックバレエ教師・振付家)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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作られたアイドルスターを苦しめる「虚構を見抜けない人達」

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以下、今朝の私のツイートです。(※一部この記事の為に加筆修正しています)

☆_(_☆_)_☆




今日の彼の曲、めっちゃオシャレなJazzだと思った。アイロニーを上手に品良く真綿で包んだ歌詞にも、彼らしい洗練されたセンスを感じた。


そして、今日お誕生日を迎えるマイスターのライブに行かれる方達の中で、今回彼が伝えたい真意を正しく理解出来る方は「果たしてどのくらいいらっしゃるのだろうか?」という事を私は思った。


今回彼が伝えている事は真実。皆「マイスターに媚びを売り、マイスターを利用して自分の夢を叶えたい」と思っているし、マイスターはそれを良く知っていて、そういう人生を心底楽しんでいる。それが彼の人生そのものだと私は思う。彼はその為に努力して来た人だと私は感じている。


でも「それの何処に真実の愛がある?」と私は思う。お互い「自分の夢を叶える為に相手を利用する」という事で繋がっているだけだからだ。それの「一体何処に本物の愛があるの?」と私は思う。





以前彼のピアノライブに皆勤賞で一年以上足を運んだ事のある私は、「純粋に彼の音楽を楽しむ為に彼のライブに足を運ぶ人」は、実際はそんなにいないという事を感じていた。


当時ライブに通い出してから、マイスターの方の古株のファンの方達から「貴女がライブに来る様になって、彼らは真面目に本気で演奏する様になった。それまではいい加減に演奏して遊んでいた感じ」と言われた事がある。


私は「彼らが本気で演奏する姿」しか見ていないから、それを聞いて「そうなのか」と当時理解した。


私はマイスターの方のプロフェッショナルなJazzピアノは純粋に好きだった。世界に通用する感覚というものを演奏からは感じたからだ。でも演奏する時に「ダミ声で唸り、自らの音楽を台無しにする」という所が、世界に通用するアーティストではないと私には感じられた。


それは彼が「観客側の目を持てない人=エゴの強い方」という事が、そこから窺えたからだ。


ただ「Jazzピアノに於けるマイスターの才覚」は本物だと今でも思う。彼もそれは同じではないだろうか。でなければ音楽に対して非常に稀有な才能を持っている彼が、彼を自分のプロデューサーとして選んではいないと私は思う。


でもだから、年が親子以上に離れているマイスターの「口八丁手八丁」に、純粋な彼は長年気付けなかったのだと私は思っている。彼がそうした事実に気付くまでは、マイスターに取って彼は「えこひいきしたくなる素直で可愛い弟子」であった事だろう。


そういう歪んだ環境の中で、彼は「本当は愛の無い世界」「自分の持っている才能を最大限に生かされない世界」「彼の欲と見栄の為に利用される世界」に気付き、物凄く苦しむ事になったのだと私は思っています。


今回はそんな事を改めて思いました。ちなみにこれは今まで私が記事に書いて来た通りの分析です。


彼には「今夜スペシャルゲストで呼ばれるマイスターの方のライブを、自分の為に楽しんで来てね♫」と思います~☆彡






自分達の幸せの為に、彼に「これからも今までの様な存在で居続ける事=プロデューサーにより作られたイメージを維持し続けて行く事」を望むファンの方達は多いと私は思いますが、


その事が彼を非常に苦しめているという事実に「果たしてどのくらいの方達が、愛を持って気付けるのでしょうか?」という事を私は思います。


そういう事を望む事が、プロデューサー以上に豊かな才能に恵まれている彼に取って、どれだけ「残酷な事であるか」という事を理解出来るファンは、一体どのくらいおられるのでしょうか?





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舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

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長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年