名古屋市長選挙ホームページ診断

選挙とホームページ作成について選挙ホームページ診断 2009-04-12 18:56

名古屋市長選挙ホームページ診断

環の小坂です。

私の出身地名古屋で久しぶりにまともな市長選挙が行われます。
市民にとって選択肢が多いというのはいいことで、
これを気に保守的な名古屋市政を改めて欲しいと思います。
さて、今回もウェブ標準的・ＳＥＯ的・ユーザビリティ的に・コンテンツ的の４つで診断します。
（本来は更新頻度も重要ですが、現在は選挙期間更新禁止なので省きます。）

今回の候補者は下記4名。
・太田よしろう（無所属：共産党推薦）
・河村たかし（無所属・民主党推薦、元衆議院議員）
・細川昌彦（無所属・自民・公明支持）
・黒田克明（無所属）

・太田候補
　特徴づけや数字を示したマニフェストはわかりやすい。
　ただ、もう少し整理されていると「一番いいたいのは何か？」というところが伝わるような気がします。
　11点

・河村候補
　ホームページが古い。フレーム形式はＳＥＯ的にＮＧであったり、
　ナビゲートしにくい傾向がある。（ナビゲーションも多い。）
　知名度はあるので、情報を絞って、「何を言いたいのか」を目立つように工夫したほうがいいと思う。
　当選前から私の高校近くを自転車で回っていたので、
　昔からなんとなくどんな人かわかってはいますが。

　9点

・細川候補
　wordpressか何かわかりませんが、何らかのＣＭＳツールで作成しているようです。
　昔から名古屋市長選挙はそうなのですが、「何をしたいのかがよくわからない」ウェブサイトになっています。
　特にマニフェストは何故画像なのかよくわからない上に言いたいこともわかりません。
　しかも「長い」。紙用に作ったマニフェストをそのまま掲載するというやってはいけないことをやっています。
　ウェブの特性を活かせばもっとアピールできると思うのですが。。

　8点

・黒田候補
　アメブロでやるとは新しい時代を感じますね。
　他の政党推薦候補に比べると普通にやっては善戦すら出来ないので、奇策でしょうか。
　でも何をしたいのかよくわかりません。
　7点

今回は自民・民主が国政同様分かれての選挙です。
前回の愛知県知事もそうでしたが、激戦でした。
名古屋は従来民主党（その前の民社党）が強い土地柄で
河村さんも最近は完勝を続けていましたが、
今回の選挙が名古屋市の保守的な市政を変えるかどうか市民の選択に注目しています。