今月の「働く女性のための相談室」は産休育休・時短勤務について - 性格・コミュニケーションの不安 - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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今月の「働く女性のための相談室」は産休育休・時短勤務について

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連日のWBC、大谷見たさに久しぶりに野球を観ていますが、あたりまえとはいえ全日本はやっぱりハイレベルで感動的 野球を観るのが楽しみだなんて松井秀喜の引退以来かも。

 

さて、今月の小さな雑誌『PHPスペシャル』、特集は「もう、振り回されない」。たしかに、まわりに振り回されてつらくなってご相談にこられる方は少なくありません。興味のある方、ぜひ本誌をご覧ください。

 

私の連載「働く女性のための相談室」のお悩みは、育休産休後の時短勤務への偏見について。

 

上司が取引先に印象が悪いから時短勤務だと言わないでくれと言ったとのこと。完全にハラスメント事案だと思うのですが、悲しいかな日本社会ではありがちなことですよね

 

私は出産していませんが、だからこそ出産する女性を応援したいと思っています。

 

少子化の今、出産や子育ては社会全体で行うべきだと思うのですが、そのためには社会全体の意識改革が必要なのに、政府の少子化対策はピントがずれているように思えてなりません。

 

大和撫子は奥ゆかしいことが美徳とされてきたところもありますが、ここで女性が我慢するのは泣き寝入りであり、美徳ではありません。

 

残念ながら、女性蔑視は待っていてもそう簡単には変わりません。均等法ができてから30年以上経ってもこの状態であることが物語っています。

 

つまり、自ら声を上げなければ、女性のまっとうな権利は実現されないということです。

 

幸い、今はハラスメントという言葉があり、各種の法律で女性の権利は守られています。

 

どうか、不当な扱いには勇気を出してNoを言ってください。「それ、ハラスメントですよ」くらい言ってやりましょう。なんなら、相手の発言を録音して証拠にしましょう。昔と違うのは、証拠をもって声を上げれば守ってもらえる環境は整っているということです。

 

ポイントは記録や録音など客観的な証拠を集め、加害者に直訴するのではなく、その上司や人事など第三者に相談して早く自らの安全確保をすることです。「直接言ってくれればよかったのに」は言い訳の常套句なので惑わされないように。弱い立場の人が直接交渉してもうまくいく可能性は低く、より傷つけられる危険があります。

 

どうか古い価値観の人たちが変わるのを待たないでください。彼らはすぐには変わりません。彼らが変わるわずかな可能性を受身的に待つのではなく、自分の行動を変えていきましょう。

 

不当な扱いには怒っていいんです。黙っているのはOKだということになってしまいます。但し、戦うのではなく、冷静に交渉して自分の環境を守ることを勧めています。どうぞ誤解なきよう。私は女性が精神的に自立していくことを全力で支持します。

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