まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。
今回ご紹介するのは、小鼻縮小術の縫合です。
この手術の第一段階目で必要なのは、デザイン力、二段階目で必要なのは、切除力、三段階目で必要なのは、縫合力だと思っています。
デザインをきちんと行って、その部分をきちんと切開し、内部の組織をきちんと残しながら手術し、最後にデザインと同じようにきちんと縫い合わせるという流れなのですが、案外、この縫合がきちんと出来ない医者もいます。
綺麗な縫合というのは、傷口に無断な力が加わらないように行われなくてはいけませんので、『引きつれ』『つっぱり』がないような雰囲気に縫い合わせてあるのか否かに医者の腕が出ると思います。
では、実際の縫合をお見せしたいと思います。
デザイン部分が縫合線に変わっていて、皮膚の段差、引きつれがないことがお分かり頂けると思います。
私は、美容外科を専門とする医者は、この程度のことが出来ないと独り立ちしてはいけないと思っています。
患者さんも、術前、術後(加工済)の写真に惑わされることなく、担当医の腕(術中写真、術後縫合状態等)、感性をきちんと見て、手術を受ける必要があると思います。
このコラムの執筆専門家
- 山本 豊
- (東京都 / 院長)
- 新宿山本クリニック
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