本物の愛とは「独占するもの」ではなく「分かち合う」もの - 文化・芸術全般 - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
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本物の愛とは「独占するもの」ではなく「分かち合う」もの

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今回お伝えする私のツイートは、私流の「恋愛観」が語られた様な内容になっておりますでしょうか。

( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡




私が思う「別れ上手な人」とは、相手にハッキリと"今の自分"の意思表示が出来る人。或いは自分に執着する相手から愛想を尽かされる事を、自ら選択する事が出来る人。


これらは一見冷たい様に見えるかもしれませんが、状況を曖昧にする事で、相手が自分に執着する事から離れられない「渇愛」という生き地獄から救ってあげるという事にも繋がっています。こういう人の方が本当は優しい。何故なら「相手の為を思って、自分が悪役になって嫌われる事を怖れない」からだ。


多くの人達は「誰からも嫌われない様にする道」を選択しますが、私は自分の意思&意志を伝えているにも関わらず、自分に執着が過ぎると感じた人に対して、時に自分の意思表示をハッキリ示して「冷たく突き放す」という事をするのは、相手をそうした渇愛の地獄から救ってあげるという慈悲があるからです。


執着というものはとても重たい波動となっており、それが「執着する相手の足を引っ張り、成長の邪魔をしている」という事は良くあります。今までの運勢を変えたかったら、勇気を持った「人間関係の断捨離」というものも必要になります。


自分が人に「どういう優しさを与えているのか?」というのが「自分の人生で受け取るもの」になります。その優しさは「本物かどうか」が、自分の人生を左右する大きな鍵となります。


もし自分が意思表示をしているにも関わらず、相手が過去にしがみつく事から来る鈍さからそのメッセージを拾えない場合は、かつてそういう感性の人を愛する事で「自分の中のバランスを保っていた過去の自分」というものを内観すると良いかもしれません。





人は成長と共に、以前魅力的に見えていた人が色褪せて見えるという瞬間があります。以前は見えていなかった「その人の真実」に気付いた瞬間に、その恋は終わります。私の場合は感謝と共に"人間愛"だけが残ります。


お互いに「今の自分と相手の真実」を受け入れ、もしそこで人間愛が残るなら、その人は真の友人ともなれるでしょう。


でもかつて恋愛関係だった男女の間で、そんな友情を築ける人は「そんなに多くはない様だ」というのが、この世で私が観える人間模様です。


もしこの世に「相思相愛・片思い・失恋というものが絶えず伴う男女の性愛」というものが無かったら、人間関係はもっともっと自由でシンプルで穏やかなものなのだろうなという事を私は昔から思います。


何故なら多くの人達は「情愛」と「愛情」というものを混同して履き違えてしまっているからです。「情愛」を「愛情」だと勘違いしてしまうと、袋小路に迷い込みます。


「情愛」は相手への執着から独占欲と激しい嫉妬心を生み出します。「愛情」は慈愛と慈悲からお互いの成長と自由を育みます。


故に「情愛」という執着が裏目に出た時、それは相手への怒りや憎しみに姿を変えます。反対にもし本物の「愛情」が存在する時は「相手の幸せを望む気持ち」が生まれます。「相手を自由にさせてあげたい」と望むのが本物の愛だからです。





お互い「あなたを愛する事が私の幸せ」「あなたに愛される事が私の幸せ」が一致していれば問題は生じませんが、もしその"愛"と表現されるものが「情愛」なのか「愛情」なのかで噛み合っていないのなら、当然問題が浮上して来るのは必須です。


自分が真実の愛や真理に気付いたとしても、自分の過去の行為から生まれた「カルマの清算」というものは時間差で訪れます。それから逃れる方法はありませんが、それを早く終わらる為の秘訣は、今までと同じ様な結果を受け取るという事がない様な生き方にシフトチェンジする事です。


過去がどうあろうと、私達の人生は何時だって「今からどう生きるか」しかないという事です。時間差のカルマに悩む必要などありません。清算が終わるまで黙って耐えれば、それは何時かは終わるものだからです。


そうしたものに耐える時間は「自分の過去の選択が生じさせた行為」をカバー出来る「今どう生き始めたか」により変化します。


過去の自分だって「その時のバランスで一生懸命生きていた」のだから、自分を責める必要などないのです。その時は「そうしなければ自分を保つ事が出来なかった」という事なのですから、相手に感謝して手放す事です。





情愛の人は「私が一番あなたを愛している。あなたを一番理解しているのは私」と思っている。

愛情の人は、ただ「私はあなたを愛している。愛しているあなたを理解したい」と思っている。



故に「情愛」の人は、自分が愛する人を愛する他者を、皆自分のライバルと捉える。

「愛情」の人は、愛する人の自分以外の人達との関係性に土足で踏み込まない。



もし本物の愛で結ばれた者同士なら、お互い相手への信頼感が育まれて行く。そうした「真実の愛を持った者同士」の関係は、周りの人達をも幸せにする力を持つ。


私はそういう本物の恋愛しかしたくない。真実の愛以外、私は要らない。






お天気が良いと、空の色を反映した川面の色も鮮やかで透明感を放ちます~☆彡

(^^✿




私は「恋愛をゲームとして楽しむ」という事が出来ない性分だったせいか、私の人生で私に好意を持って下さった男性は、皆「本気になって下さった」「私をとても大切に扱って下さった」という感謝の思い出しかありません。


相思相愛になって、そして結果的にお別れする事になっても、最後はお互い感謝しかなく「憎しみ合う」という事は皆無でした。


そしてそれは「自分が持つ恋愛観」から来る生き方が、自分の人生にそういう結果を生み出したのだと自分では思っています。

( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡




では最後に、恋愛に悩める方達にも、人生の岐路に立たされておられる方達にも参考になる様な、素晴らしいメッセージをお届け致します~☆彡

(^^✿




blueflame_bot(version1.0)

自分が今までどれだけ努力して積み上げてきたか、よりも、美しい記憶としてそのプロセスをずっと握り締め、アイデンティティ化して執着してきたことが、実は自分を縛ってもいたことに気づいて手放せたとき、真の意味でブレイクスルーし、深化します。





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(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年