前回「今行われている事は「マスク&ワクチンをツールとした"未来の大人達"への新たな義務教育」」の最後にお伝えした様に、今回は6月4日(土)に観に行かせて頂いた「葉加瀬太郎 音楽祭 2022」の感想をお届けしようかと思います。
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尚、今回2日間に渡って開催されたこのコンサートに感動された多くの方々が、色々な所でその感想を熱く語っておられますので、
それぞれのゲストの方達のセットリストや、トーク等含めた詳細な感想等にご興味のある方は、そちらの方で楽しんで頂く事に致しまして、
私のコラムでは例により、今回も「勝手気まま~な、あくまでも私の個人的な感想」として、私らしく"歯に衣着せぬ"のスタイルで、特に強く印象に残った部分を書かせて頂こうかなと思います故、
どうか色々な意味で、大目に見て頂けると幸いでございます。
☆_(_☆_)_☆
それではまずは、私が観に行かせて頂いた4日(土)の出演者の方々を先にご紹介させて頂きます。(※あくまでも私が記憶している出演順ですが、記憶違いでしたらすみません)
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★清水ミチコさん
★森山良子さん
★羽毛田丈史(ピアニスト)さん
★藤井フミヤさん
★さだまさしさん
★近藤真彦さん
★葉加瀬太郎さん
(※ちなみに葉加瀬さん以外の出演者の方々の生の舞台を拝見させて頂くのは、今回が初めてでした)
あと、羽毛田さんのご出演の後だったか、藤井フミヤさんの後だったか記憶が定かではありませんが、
多分その方は後から決まった飛び入りゲストの方だったのしょうか、チラシには載っておらず、又私は彼を存知ておらず、ちょっとお名前を失念してしまいましたが、
男性のオペラ歌手(テノール)の方が、映画「グラディエイタ―」の中の曲を、イタリア語で一曲披露されておられました。
先に彼に対する私の正直な感想を申しますと「選曲もクライマックスの盛り上がりも、今一つパンチ不足かなぁ」といった印象でございました。
人気アーティストが目白押しの中で与えられたチャンスの1曲であるのなら、今回の様な催しでは「もう少しパンチの効いた選曲をされた方が良かったかも~」と、私なぞは個人的に思いました。
( ・・) ~ ☆彡
ではここからはその他のゲストの方の感想を、出演順に述べさせて頂きます♫
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★清水ミチコさん
私は明治神宮には開演30分前に着いていたものの、その中に在る野外会場までの道のりが思ったよりも結構長く、又会場近くに行くほど行列になっていて、ゆっくりとしか進めないという状況であった為、
ようやく入り口付近に到達した時には開演時間となってしまい、
まだここからは見えない舞台に登場されたらしい葉加瀬さんの挨拶トークが、遠くから聞こえて来る状態でした。
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なので私が自分の席に無事到着出来た時には、ミチコさんのシュール&アイロニックが売りの面白いパフォーマンスが始まってしまっており、すでに会場は笑いに包まれておりました。
ちなみに先日たまたま「たまには何も考えないで息抜きしましょか♫「私好みの楽しい動画&懐かしかった動画」」でご紹介させて頂いた彼女の新曲を、今回は偶然生で聴く事が出来て、この日も大いにウケておられました♫
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そして彼女が森山良子さんの物真似をしている所に、物真似されているご本人が現れて、そこから交わされたお二人のトークが、これ又めっちゃ面白かったです♫(※本当かどうか分かりませんが「美輪明宏さんが物真似をされてご立腹らしい」というお話もありました)
(*^^*) ~ ♫♫♫
★森山良子さん
私の中でこの方は「潤いのある美声で、豊かな感情を込めてしっとりと歌い上げるフォークシンガー」としての印象が強かったせいか、今回彼女のパフォーマンスを生で拝見して、
特に最後に歌われた、めっちゃ遊び心を感じ取れるとても楽しい曲を、凄いテクニックと共にド迫力で歌われた彼女に、私は度肝を抜かれました。
\(◎o◎)/~☆彡☆彡☆彡
この方の持っている"本物の実力とセンス"というものを、今回私は改めて感じさせて頂いた様で「今度はこの方のライヴを観に行こうかな~」と思うほど、とても感動致しました。
\(◎o◎)/~☆彡☆彡☆彡
今回名曲の「さとうきび畑」を歌われた時にも、彼女は「早く戦争終われ!」という思いがあるという事を仰られており、そして「この様な時だからこそ、歌うべき曲」という思いも述べられていて、
正にこの曲に相応しい穏やかな風が吹き抜ける野外会場で、そんな彼女の思いが込められた、彼女の作り上げる"心に沁み入るドラマの世界"に、私自身も今までには無かった非常に感慨深い思いで、引き込まれる様に聴き入っていた自分がおりました。
彼女は本当に素晴らしいアーティストのお一人だと、改めて感じました。
☆_(_☆_)_☆
★羽毛田丈史(ピアニスト)さん
昨年初めて葉加瀬太郎のコンサートに足を運ばせて頂く様になった私なので、「この羽毛田さんという方は、葉加瀬太郎さんのお仕事には欠かせない、大事なパートナーの様な存在なのだな」という事を感じています。
アーティストというものは皆個性的である故に、長く一緒にお仕事をして行く上では「お互いの相性」というものが非常に重要であり、そういう意味で葉加瀬さんに取っては「自分の欲しいものを、阿吽の呼吸で分かってもらえる」という様な間柄なのではないかと私は思います。
羽毛田さんはNHKを始め、色々な場所で作曲家ピアニストとして、個人的にも活躍されておられる方でもありますが、
葉加瀬さんのアルバム制作、或いはコンサートの時などには、全体をまとめる裏方の様な役割りで葉加瀬さんの活動を支えるお役目をされておられるという事からも、
葉加瀬さんに取っては「絶対的な信頼を置けるパートナー」という存在なのではないでしょうか。
非常に強い個性を放つ葉加瀬さんとは、実に対照的なイメージの彼ですが、それが正に「陰と陽の関係」という感じに私には思えて、でもだからこそ「お互いの個性を引き出せる=長いお付き合いの出来る間柄なのだな」という事を、私は勝手に想像しています。
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★藤井フミヤさん
彼が登場した時の、彼のスーパーアイドル時代を彷彿とさせる様な観客席の反応から「昔からの彼の追っかけファンの方達も多くいらしているのだな~」という事が分かりました。(笑)
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でもそれだけではなく、彼の現役アーティストとしての人気ぶりは「今でも健在だ」という事が私には感じられました。
私に取っては初めて聴かせて頂いた彼の生歌やトークでしたが、何も力まず自然体でありながら、観客を魅了し聴かせてくれる彼の個性的な歌声と深みを増した表現力には、とても魅力がありました。
そして後半には、彼の弟の藤井尚之さんも登場されて「弟と一緒だと色々な事が出来る」と仰られていたのが、とても印象に残りました。
あと芸能界に疎い私は良く存知上げないのですが、彼がトークで「これから出演される近藤真彦さん」に自ら触れられて、「(※自分も含めて)皆大人になったよね」「皆喧嘩しないで仲良く」「仲が良いのが一番」と仰られていたのは、
彼らは昔は、ファンも含めて「仲が悪かった」という事なのでしょうか?と私は思いました。(※お互いのライバルだったの?笑)
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あと、これはあの場所に居た誰もが感じていた事なのですが、コンサートの間中、上空には常にかなりの飛行機がひっきりなしに飛び交っていて、
彼はその事に付いて「以前はここの会場の真上を飛行機が飛ぶなんて無かった。ちょっと煩いね。空路が変わったんだね。新幹線並みに通るよね」と語っておられたのが印象に残りました。
そんな彼のリアルなお話しから、私は「コロナの影響は、こんな所にもあるのだな」という事を個人的に感じていた一人でしょうか。
(・。・;
★さだまさしさん
彼が登場されて、名曲の「案山子」を最初に歌われた時、私の中で人生の中で味わった様々な思いが甦って来てしまい、不覚にも目に涙が溢れて来てしまいました。
この素敵な曲は、いつ何処で聴いても、私に取っては「自然に一緒に口ずさんでしまう」という一曲でもあります。
そして皆様も良くご存知の、彼のトークの面白さは私達観客の期待を裏切らず、そのどんな時でも機転の利く巧みさと彼の頭の良さには、本当に誰もが舌を巻く様な面白さでした♡
(*^^*) ~ ♫♫♫
彼が最後に歌われた、さださんの持ち歌の終盤部分では、ナント「さださんと葉加瀬さんのバイオリンの共演」もあって、私はその時に「おぉ!そうだった!さださんもバイオリン奏者であった!」という事に気付き、
つまり私的には「物凄い贅沢なサプライズな選曲だなぁ」と思えましたし、
(※葉加瀬さん曰く「このさださんの曲は、実は自分の先輩のバイオリニストの方が演奏していた曲で、めちゃくちゃ難しい曲で凄く練習したのに、披露出来るのが今回さださんと共演するこの一回だけ」という事を話されて、さださんからは「コスパ悪い曲選んでしまったね♫」と返されていました。笑)
又さださんと葉加瀬さんという、どちらもトークが巧みな者同士の生き生きとした即興的な会話も、演奏同様に非常に面白く、
あの押しの強い葉加瀬さんを、ちょっとタジタジさせる様な所まで自然体で追い込める、さださんの才覚と存在感がとても印象的でした。(笑)
(*^^*) ~ ☆彡☆彡☆彡
そんなお茶目なさださんですが、私は彼が一人で語っていたトークの中で感じたのは「あ、この方はコロナの真実に気付いておられるな」という事でした。
頭の良い方ですので、直にそういう事を仰られた訳ではありませんが、「分かる人には分かる」という表現で語られていた感じで、私には直感でそう感じられました。
人気芸能人というお立場でありながらも、何も知らない方達に考えさせる様な、投げ掛けとも思える様なギリギリの表現でさりげなく、でも何に臆する事もなく堂々とメッセージされた彼を見て、
「この方は凄い気骨のある方だな」と私は思いましたし、やはり「人生の修羅場を乗り越えて来られた方の持つ本質を見抜く眼と感覚の鋭さ」や、彼がアーティストとして奥深くに秘めている「信念の強さ」というものを、
今回改めて私は彼の中に見た思いが致しました。(※あくまでも私が感じた個人的な感想です)
さださんは「音楽というのは、いつの時代も素晴らしい役割を果たす。でもこの様な世の中で、真っ先に影響を受けるのも音楽の世界」
「僕達はそういう脆弱な基盤の上に生きる存在。SNSの時代になって、昔以上に窮屈に言葉への規制が敷かれる様になった分、歌詞に対しても『それは差別用語だ』と言うクレーマーが増えたり、何だかんだ非常に煩くチェックされる息苦しい時代」と仰られて、
でも最後には「歌くらい自由に歌わせろ~ッ!!」って仰られて、客席からは大きな大きな拍手が湧いていたのが、私は非常に印象に残りました。
( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡
★近藤真彦さん
私がこのコンサートを観に行かせて頂くに当たり「ん?何故この方が?」と、正直非常に違和感を感じてしまったゲストが近藤真彦さんでした。
でも今回のコンサートで、葉加瀬さんと彼の会話から「何故今回葉加瀬さんが、彼に出演依頼されたのか」という、その理由が分かりました。
マッチは若かりし頃の葉加瀬さんに取って憧れの存在だった事。葉加瀬さんが学生の頃、マッチに成り切って彼の歌を、当時付き合っていた彼女にバイオリンではなく「歌って捧げた」という思い出があった事。
上京してから、マッチが座長を務めた舞台で葉加瀬さんがバイオリン奏者としてツアーに参加していた事。その長いツアーの中で、葉加瀬さんがいつの間にか"自ら音楽担当リーダー"的な存在になって行った事など。
その様な葉加瀬さんの個人的な思い出が、「今回マッチをゲストにお招きしたい」という事になったのだという事が判明し、私は「なるほど~」と思いましたし、こういう事は「実際にコンサートに足を運んでみなければ分からない事だな~」とも思いました。
そして今回のマッチのトークから分かった事は、彼自身も「何で僕がこの場所にゲストとして招かれたのか良く分からない」と感じておられたという事でした。
彼は持ち歌の「愚か者」を歌われる前に「"愚か者"の意味が、今は良く分かる様になった」と、明るく自虐的に語られたり、
又「某事務所では僕は一番年上だったけれど、今回のステージでは葉加瀬さん以外、皆自分より年上の出演者の方達」と話されるなど、
そうした彼のトークから「彼なりに色々なご苦労された今」というものを私は感じられましたし、それを全て受け入れ、温かく彼のステージを楽しまれて応援されていた、多分昔からのマッチのコアなファンの方達の姿に、
私も又、ホンワカとした気分にさせて頂きました。
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★葉加瀬太郎さん
この方の「いつも自然で軽やかで滑らかで、そして非常に抑揚の効いた情熱的で躍動感溢れる見事なバイオリンの演奏」には、私的には何の説明も理屈も要らずという感じで、
彼の演奏はいつ何処で聴いても、私には「魂が喜ぶ様な心地好さに、ただ身を委ねるだけ」という感じてございますので、「是非彼の生のバイオリン演奏を直にお聴きになって、皆様も体感してみて下さい♡」と私は申し上げるのみでございます♫
(*^^*) ~ ☆彡☆彡☆彡
ちなみに今回の様なスタイルの催しでは、彼が他のゲストの方達の曲にバイオリンで絡むという事が見所になっていて、彼の違った一面が垣間見える所が魅力になっていると思いました。
どのゲストの方と組んでも、しっくりと来る彼のバイオリンから、彼のアーティストとしてのセンスや度量の大きさというものが感じられましたし、
又お喋りも非常に達者である彼が、それぞれのゲストの方と繰り広げるトークも、どれも凄く面白かったです♫
今回の催しは、実は2年前に予定されていたものであったらしく、コロナの影響で2回延期になった音楽祭だったという事で、
そういう経緯を、今回の舞台のトークで知った私は「もしかしたら今回のチケットが手に入ったのは、非常にラッキーな事だったのかもしれない」と思いました。
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野外のコンサートは、私が20代の頃に来日したマイケル・ジャクソン以来でしたが、今回の会場は明治神宮という「鎮守の森の中の舞台」でしたので、
舞台の背景には森林、上には大空という、なかなか他では見れない誠に風情溢れる会場であった事も素敵でしたし、
夕方から夜にかけてのコンサートだったので、気持ち良い風が吹き渡る中で、刻々と日が暮れて行く"天然のライティング"も、又素敵な演出になっておりました。
(※席が空いているのは、4時間を超える長丁場のコンサートの為、途中でお手洗いに行かれる方も沢山いらしたから。お手洗いもかなり離れた場所に在りましたしね~)
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今回結構な至近距離を感じさせる様な飛行機が、あまりに頻繁に頭上を飛び交う様には、最初は私もビックリ致しましたが、
そういう時も、さださんはお得意な巧みな即興話術で、飛行機が通る度に「あれはJALですねぇ。あ、あれは葉加瀬さんの音楽がずっと流れるANAですよ」とか、常に観客を爆笑の渦にしておられましたし(※彼は本当に巧いなぁ!笑)、
勿論彼も含めた、それぞれのアーティストの方々の素晴らしいパフォーマンスのお陰で、その様なコンディションも吹き飛んでしまうほど非常に盛り上がった、実に明るく楽しい会でした~☆彡
ちなみに今回の音楽祭は「明治天皇110年記念 久原本家 茅乃舎 presents」となっており、
そのスポンサーの会社からハンパない数の観客全員に、お土産が用意されていた事にも私はビックリ致しました。(※何て太っ腹!)
\(◎o◎)/!!
ちなみに、この紙袋の中には、
こんなに沢山良質な商品が入っていて、私は二度ビックリ致しました!
\(◎o◎)/~☆彡☆彡☆彡
もしかしたら「これから世界的な食糧危機が起きる」とも言われている昨今なので、
私に取っては非常に有り難い保存食になると思いました。
本当にありがとうございます。
☆_(_☆_)_☆
こちらは終演後、すっかり夜となったステージ~☆彡
残念ながら写真には撮れませんでしたが、この夜空には時々蛍が飛んで来てくれて(※近くに清流が在るのでしょうか?)、本当に最後の最後まで実に情緒溢れるステージでした♡
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機会があったら又是非伺いたいと思えた、とても温もりを感じさせて頂けた、非常に印象に残る素晴らしい音楽祭でした。
(*^^*) ~ ♥
宜しかったら、こちらも是非ご覧下さい。
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lilac(ライラック)
このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年