皆が持っている。でも誰もが隠したがる自分の中の「荒魂」の正しい使い方

これは私の眼ですが、多くの方達が「和魂(にぎみたま)」ばかりに目を向けて、表裏一体として誰もが自分の内面に持っている「荒魂(あらみたま)」というものに目を向ける事を避けている様に思います。

特に昨今では、多くの方が＂優しさ・許し＂というものばかりに目を向けて、自他共にそればかりを求める一方で、

「怒る事は良くない事」として、人間であるならば、自分の中に必ず存在する「荒魂」というものを直視しようとせず、＂真実の自分＂から逃げ回っていたりするのです。

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ですのでそういう偽善的な方達は、自分を観る時も、他者を観る時も、そうした＂アンバランスな思考癖＂というものが基準となっている為に、

結果「自分を苦しめ、心身共に不健康になっている方々」、つまり周囲からは＂良い人＂とか＂人格者＂とか思われている様な方達が、実は「心身共に非常に不健康になっているケース」というものを、私は昔から数多く拝見する一人なのです。

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こうした＂和魂と実は表裏一体である「荒魂」＂というものも、バランス良く表現する事が無ければ、人間というものは「必ず不健康になって行く」という眼を持たれた方は、そんなに多くないのが何故かと言うと、

それは多くの方達が「人から嫌われる事への怖れ」を持っていて、そればかりに気を取られ、一番大事なご自分の「霊体」というものに目を向ける事がないからではないでしょうかと私は思います。

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ちなみにこの「荒魂」というものは、使い方によって＂人を傷付ける刃物＂にも、＂人を浄化させる力＂にも成り得るという事を、私達は知っておく必要があります。

多くの方々が、ご自分の「荒魂」を表に出す事を怖れるのは、「人を傷付ける＝自分を傷付ける」という事を何処かで怖れているからなのだと私は思いますが、

その様に作用してしまう場合、それは自分の中に残る＂まだ浄化出来ていないネガティブな感情＂から発せられた場合であり、

そういうものを自力で浄化出来た方達が、相手の事を思って使う時には、相手のカルマをも浄化させるパワーを持つのが「荒魂」というものの本質なのです。

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自分のカルマから卒業出来ていない方達が「荒魂」を表に出す時は、自分のエゴから他者を傷付ける様なものになりますが、

自分のカルマを卒業した方達が「叱るという荒魂」を、そういう方達に使う時、

それは「相手に自分のエゴに気付かせる＝その人が他者を傷付ける行為を止めさせる事にも繋がる」という功徳に繋がっているという視野を持たれた方は、

まだこの世には、あまり多くない様に私は思う一人です。

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…という事で今回は、皆が持っているにも関わらず、誰もが隠したがる自分の中の「荒魂」というものをテーマにしてみたのですが、

こちらの動画の「ピンクのひよこさん」のメッセージが、私には「荒魂の正しい使い方ガイド」みたいになっているなぁと感じましたので、今回皆様にシェアさせて頂こうと思いました♡

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【参考解説】

日本大百科全書(ニッポニカ)より

「荒魂・和魂」の解説荒魂・和魂(あらみたま・にぎみたま)

古代日本人は、神霊は、異なった霊能をもつ別個の霊魂から複合的に構成されていると考え、

これを2大別して荒魂・和魂とよんだ。

荒魂は外面に表れた荒々しくたけだけしい面の作用をいい、

これに対して和魂は柔和、仁慈の徳を備えている面をいう。

普段は一つの神格のなかで統合されているが、

ときには両者が分離し、単独に一神格として行動することもある。

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