
- 大園 エリカ
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
- 東京都
- クラシックバレエ教師・振付家
今回は、私の得意分野である「人間あるある」をお届けしようかなと思います。
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世の中には「自分の人生経験から得た価値観のみを判断基準にして、独善的になって他者にお節介なアドバイスするのが好きな方々」が少なからずいらっしゃいますよね~。
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こういう方達の共通点として、意識的であれ、無意識であれ、「自分がこの世で一番、人生経験から色々な事を学んだ賢い人間」という思い込みがあるせいなのでしょうか、「非常に自信家でプライドが高い」という事が挙げられますが、
それ故なのか「いつも独善的に裁判官の様に他者をジャッジする事を好む」という特徴もあり、
それ故に、ご本人に自覚が有るのか無いのかは分かりませんが、「年中何かに苛立っていて、ピリピリとした波動を放っている」「他者を引き合いに出してボロクソに言うネガティブキャンペーンが大好き=そういう事で自分を賢そうに見せたがる」という方達が多いというのも共通点でしょうか。
こういうものは拝見していて、正直あまり気持ちの良いものではありませんし、心ある人間からしたら、決してそういう事をされている方達を素敵だと思う事は無いのです。
"(-""-)"
ちなみにそういう方達は、他者に「自分の様にものを見ろ!」と押し付けておられるのも同然ですから、「そりゃ~、そういう体質になりますわな~」という"必然"しか私は感じない訳でして、
でも「"自称"賢い方々」は、そういうご自分というものを、ご自身で客観視出来ない方が非常に多い様に私はお見受けしています。
何故ならこういう方達に取って、こういう行為は「快感=無意識な自分のストレスの捌け口」として感じておられるからなのです。
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あと、良く「私の人生がどんなに大変なものだったか、あなたには分からない!」とか、
「あなたに私という人間の何が分かる!?」「私はあなたより苦労というものを知っている!」という"自分の人生に於ける苦労・不幸自慢"を基準にして、他者をジャッジされる方達も、これ又多い様に私は思いますが、
こちらも私からしたら、先に申し上げた方達と「同じ穴のムジナ」という事でしょうか。つまり性格によりその表現方法が違うだけで、実は根っこの所では表裏一体として"同じもの"が潜んでいるからです。
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どちらのパターンであっても、そういう方達に私が問い掛けたいのは、一体何を基準に「自分が一番」とか「自分の方が優れている」(※苦労・不幸自慢含む)と思えるのかという事でしょうか。
ちなみにこういう方達は、他者への競争心や闘争心がとても激しく、故にいつも頭の中は、自分の生きている非常に視野の狭い世界の中で「如何に他者にマウントするかという事しか頭にない」様に私には見えるのですが、
でもその"業"のせいなのでしょう、こういう方達には"思考の柔軟性"という謙虚さが欠落しており、
故に彼らは、自他共に「この世に自分と同じ環境&人生を歩んでいる人間は一人もいない=この世に自分と同じ感性と感覚を持った人間は誰一人いない=自分が一番賢い・優れている(※苦労・不幸自慢含む)・一番ものを知っていると思う事は妄想である」という、
こうした当たり前の事には全然思いが及ばない=自分の事で精一杯=実は"未だ解消されていない自分のトラウマの痛み"で精一杯故に、自分を客観視する余裕がない方々なのでございます。
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そして自分が持つこうした"業"に気付けない人ほど、「人生で不快な思いを味わう(※そのパターンは様々)」という事が多いのは必然なのです。
だってそれは「過去の自分が他者に与えた不快感」だからです。(※年中、他者へのジャッジ含むネガティブ・キャンペーンなどしているからだお!)
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良く言われる「他者は全員、自分の鏡である=与えたものが返される(※その逆はない)」とは、つまりそういう事なのでございます。
☆_(_☆_)_☆
ちなみに分かり易い「類は友を呼ぶの合わせ鏡」もあれば、先に申しました様に「表裏一体としての真逆鏡」というものもございますから(※もっと上級編になると「お試し鏡」というものもございますし)、
なかなかそういう真理に気付けない様にされているのが、この世の面白い所なのでもございます。
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ですので、本当に賢い人間とは「自分の為に、こういう真理に気付ける人」であり、本当はそういう人間しか、個々に人生経験と個性・感性の違う方達に対しての"一人一人に合った的確なアドバイス"など出来ないのではないか。
常にその様な事を自分にも思いながら、日々を生きている最近の私でしょうか。
( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡
故・相田みつをさんは、人間観察に優れたお一人。
正に名言でございます。
☆_(_☆_)_☆
何処までが本当に「人の為?」
そのアドバイスは、本当は「自分の為」ではないでしょうか?
(-"-;A ...アセアセ
"業"が強く、そのくせお節介体質の私達は、
いつもこの事を「自他共に問う事」が必要かもしれません。
( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡
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このコラムの執筆専門家

- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年