- 伊藤 弘輝
- 研修講師
対象:人材育成
【24日1時現在、成田空港A滑走路は未だに運用が再開されず】
その理由は米国安全委員会NTSB(National Transportation Safety Board)から
彼らの調査が完了するまで機体の残骸を保持しておくよう指示があったからです。
同調査委員は24日の午後に成田に到着する予定ですが、その調査にどれほどの時間を
要しA滑走路再開の目処がいつ頃になるのか判らない中、NAA(成田国際空港会社)は
各社との対応、関係各所との調整に追われています。
結局、23日の到着便は羽田、関西、中部、新千歳、仙台に代替着陸をした模様ですが
出発を待っていた旅客はカウンター付近でごった返しており各航空会社とも対応に
追われた終日でした。この混乱は明日も継続し、再び各地へ代替着陸がなされる
予定です。また通常便に加えて各出発地で成田の状況をみて待機していた便の到着も
重なることからを更なる混雑も想定されます。
未だ特定されない事故原因ですが前述で懸念した貨物重量は最大積載量の6割前後であったと
関係筋からの情報もありますがいくつかの要因が重なったものと思われます。
初報での願いもむなしく2人の操縦士は存命されなかったとの事です。
謹んでご冥福をお祈りします。
以上、【緊急】フェデックス着陸失敗による影響(成田)2
航空業界エキスパート 伊藤弘輝