強風の影響からか着陸に失敗し進入方向から滑走路上の左に転覆し
炎上した。運航乗務員2名は潰れた操縦席から救出され病院に搬送された>
記憶する限り私が業界に入った1998年来、成田でここまでの航空機事故が
起こったのは初めてで折りしも風速20メートルの突風や昨今の航空貨物の減少
から機体に十分な重量が無かった事が原因しているのではないかと思われます。
一方でメインの滑走路を失った成田空港は基より早朝から午前中にかけては
アジア、欧州からの到着便のラッシュ時間であり今後はB滑走路(2,180m)
を利用するか或いは燃料残量を考慮して羽田、横田、中部、関空、更には
福岡、新千歳へと代替着陸をしてしていき成田空港A滑走路の運用再開を
待つが併せて乗務員の継続勤務時間の問題から航空機を動かせないことも
考えられ代替空港にて入国、或いは滞在という措置も十分にありうる。
少なくとも本日中は各社とも成田運航の各社ともディレー(遅延)、
キャンセル(欠航)が相次ぐことになりそうです。
・・・乗務員2名の無事を切に願います・・・
以上【緊急】フェデックス着陸失敗による影響(成田)
3月23日09:59
航空業界エキスパート 伊藤弘輝 www.itohiroki.com