されたことはありますか?日本では最近オーストラリア籍の
”ジェットスター(JQ)”が有名だと思います。でも気をつけて頂きたい
のは”【LCC】の運賃は安い”と決め込んでかかることです。
そもそも”ローコスト”の意味するところは経営側が主体であって
必ずしもローコスト=ローフェアーとはならないこともあります。
もちろん、このような会社は出来る限り不必要な経費(コスト)を
押さえて利用者に還元しようとする目的で運営しているのが大多数
ですが そうでない場合も多々ありますから航空券を購入する際は
良くチェックしてみてください。
【エアアジア(AK)】はマレーシアの新進LCCですが空港当局からKUL
(クアラルンプール空港)での扱いが不平等であるとして
近くに自社の空港建設を表明したところでしたが結局、当局が
KUL内に専用ターミナルを建設することで一件落着となりました。
落ち着きはしたものの、このように「何が良くて何が悪いか」を
航空会社が見極めてしっかり言えるようになると比較的旧態な
アジアの空も更に身近で使いやすいものになっていくのでしょうね。
【ライアンエアー(FR)】は斬新なアイディアで”超保守的”な欧州の
航空業界へ一石を投じ続けている成長著しいLCCですが3月に入りまた
新たな「課金アイディア」を募集しています。既に様々なアイディア
が集まっており*酸素マスク利用に1ユーロ(約130円)*緊急出口の
利用に25ユーロ(約3200円)*安全のしおりを読むには2.5ユーロ
(約300円)など・・・・最優秀には1,000ユーロ(約13万円)が
贈られるそうですが結局、どのような「苦肉の策」が講じられる
のでしょうか? 少し楽しみです!
以上「LCC(ローコストキャリアー)トピック」
航空業界エキスパート 伊藤 弘輝 http://www.itohiroki.com