
- 大園 エリカ
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
- 東京都
- クラシックバレエ教師・振付家
今回は「昨今の安っぽいインスタントなスピリチュアルに私が思う事」含めた、私のツイート特集をお届け致します。
(^^✿
いつも誰かに腹を立てる事で、自分から目を背けて生きている人間は、自分が"責任転嫁の天才"という事に気付いていないようだ。
誰かに対して腹を立てるという行為の裏に「他者に対する支配コントロール」という欲求が潜んでいる事に気付いている人は少ない。
ワクチン肯定派の人達には、根暗な人が多いという印象を受けるのは私だけ?
波動やら何やらを持ち出す事で、何もかも分かった顔をしているスピリチュアリストほど、本当は「生きる事の本質」というものを理解出来ていない。彼らは毎回金太郎飴の様に"同じメッセージを繰り返す"という事が、それを物語っているではないか。
彼らが"同じ事を繰り返し言い続ける"という背景には、実は人に伝えている事を「自分自身で実現出来ていない自分に言い聞かせている」という深層心理が潜んでいる様に私には視える。
多くの人間が学んで来た"分かった気になってしまうスピリチュアル"とは、もしかししたらこの世の支配者達が意図的に流布した"偽スピリチュアル"なのかもしれないと私は思う事がある。
そういう教えは「どうせ又汚れてしまうから無駄」と掃除をしない事を教えたり、「どうせ死ぬのだから」と本気になる事でしか得られない経験=生きるという本質を疎かにする事を教えている様に私には視える。でもだから多くの人間が飛び付くのだ。
最近流行りの「楽しい」「ワクワク」「波動を上げる」という事にしか目を向けない稚拙なスピリチュアルには辟易する。何故なら人間が生きるという事の本質は「喜怒哀楽の全てを味わう」という事に在るからだ。
楽しい事や嬉しい事しか経験した事がない人間に、果たして人の痛みが理解出来るだろうか?そういう事しか望まず現実逃避する人間の説くアドバイスは、生きるという本質を知っている人達の心の奥深くに響くだろうか?
喜怒哀楽全てを味わった人間にしか、人としての奥行きは生まれない。そしてそういう人にしか本物のスピリチュアルを理解する事は出来ないと私は思っている。
今思い出したのですが…。
私は昨今流行りの安っぽいスピリチュアルよりも、昔観た「大奥《第一章》」というドラマのこの台詞の中に、奥深い本物のスピリチュアルを感じます。
竹千代「福。福は何故その様に厳しい事を申す」
お福 「福が厳しいのではござりませぬ。この世が厳しい所なのです」
「この世は遊園地でワクワクを体験しに来る場所」と思っている人ほど、実は辛いと感じる事が多くなり、当然不平不満も多くなるというパラドックス。
逆に「この世は魂を磨く修行の様な場所」と思っている人は、「辛くて当たり前」という覚悟が出来ている分、不平不満を持つ事の愚かしさを知っている。
この世は「魂を磨く修行の様な場所」という覚悟を持っているからこそ「この世を如何に楽しく楽に生きるか」という工夫や知恵が自分の中から生まれて来る。だからこそ些細な事にも感動し、感謝出来るというパラドックス。
私はこういう奥深い事に気付ける様になるのが、本物のスピリチュアルだと思っています。
人間の本質というものは、いつの時代も変わりません。そうした本質を持った私達が感動する本物のスピリチュアルとは"普遍性"に在ると私は思っています。
普遍性と本質とは、決して切り離せないものだという事です。そこには深遠な美しさが存在します。そうしたものには、軽はずみでインスタントなスピリチュアルには持てない重みと深みを感じます。
そういう所から、本物の芸術というものも生まれて来るのです。
( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡
子供ならいざ知らず、両面を持つ人間の本質というものに触れないで、又生きるという事への厳しさにも全く触れないで、安易に綺麗事しか言わない昨今の軽率なスピリチュアルには、
私は全く魅力も感動も感じない一人です。
"(-""-)"
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このコラムの執筆専門家

- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年