田舎へ帰るぞ! 1
先日、当社に相談者が来られました。
「生まれ故郷の実家のそばに家を建てようと思いまして」ということでした。
実家が持っている畑を一部宅地にして家を建てるという計画。
エリアは、都市計画区域内の調整地域です。
「子供たちにも生まれ故郷の自然を感じてもらいたい。そして、生まれ故郷に貢献したい」
そう語る相談者に共感して、一緒に役所に相談に行きました。
しかし、調整地域という場所はとても家が建てにくい地域でもあります。
例えば家を建てる事が出来るのは、農業従事者であったり、分家として建てるなどの条件が必要になってきます(※これは地域によって違います)
役所に話を聞くと「自然が豊かなので別荘を建てたいという人が多くてね。ある程度の縛りが必要なんです」とのこと。この考えももちろん大切かも知れませんが、同じく地元に戻って地元の貢献したいと思っている人まで阻害しがちだという事を今回の一件で実感しました。
今回の話が今後どのような流れになっていくか?はありますが、またおってレポしていきたいと思います。
このコラムの執筆専門家

- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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