パッケージデザインの『3つの評価ポイント』 - クリエイティブ制作全般 - 専門家プロファイル

田辺 慎二
株式会社サン・スタジオ 専務取締役
グラフィックデザイナー

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対象:クリエイティブ制作

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パッケージデザインの『3つの評価ポイント』

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パッケージデザイン
一般に、パッケージデザインとは、
「食品・飲料・日用品をはじめとした包装・容器を要する商品において、その商品特性やコンセプト・ユーザビリティなどを考慮し、グラフィックや形態を計画・検証・考案(デザイン)すること」

となってます。
今回は、一般に流通され、小売り陳列され、消費者が手にとって購入できる商品の外装デザインについてです。

パッケージデザインの役目


店頭では、その商品そのもの自体を
手に取り使用したり、食べたり飲んだり出来ません。
消費者は、パッケージデザインを見て理解するしかないのです。

パッケージデザインの役目はその商品を確実に理解させることです。
そして、理解した商品を消費者に購入させなければなりません。

良いパッケージデザインとは
その商品を確実に理解させ、魅力を感じ使用したいと思わせるもの。


一瞬で決まるデザインの『評価』


消費者は店頭で、数多い商品を一つ一つじっくり観察してくれません。
全体をぱっと見て、気になるものをコンマ何秒(一瞬)で判断してるのです。
その、一瞬で商品をどれだけ理解させ、魅力を伝え、購買欲を喚起させるかで、
パッケージデザインの『評価』が決まります。

パッケージデザインの『役目』は、
一瞬で『まず気付かせ→つぎに理解させ→そして欲しいと思わせる』こと。


パッケージデザインの『評価』ポイント



●店頭で、(多くの競合品の中で)目に付くか、印象に残るか。

●その商品の伝えたいこと(商品コンセプト)が、一瞬で伝わるか。

●好感を得られるか。(購買意欲の獲得)

まずは、この3つのポイントで、
パッケージデザインを『評価』しては如何でしょうか。