- 寺崎 芳紀
- 株式会社アースソリューション 代表取締役
- 東京都
- 経営コンサルタント
-
03-5858-9916
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
こんにちは!株式会社アースソリューションの寺崎でございます。
11月9日に行われた社会保障審議会・介護給付費分科会において、緊急包括支援事業の本丸の一つである「介護慰労金」の受給状況について公表されました。
新型コロナウイルス感染症対策の一環で、感染防止等で頑張ってくださった医療関係者・福祉関係者等に対して最大20万円が支給されるというものです。
委員からの質問に、厚生労働省側が回答したわけですが、10月末現在で約150万人に支給したとのこと。
支給の対象者は医師・看護師・介護士等だけでなく、事務員さん等も含まれる(本部職員等は対象外)ので、150万人で収まるはずがない。
委員からさらに突っ込んだ質問があると、厚生労働省担当者は「精査をする」とおっしゃっているらしい。
なぜ、全員に行きわたらないのでしょうか?
ほとんどの場合、事業者側に問題があるように思えてなりません。
職員に対して十分告知されていないか、はたまた事業所が不当にプールしてしまっているのか・・・
いずれにせよ、給付金の趣旨から考えても、もらえる権利があるのにもらえないというのは非常に大きな問題であります。
今回の慰労金は、基本的には事業所単位で請求し、対象従業者の委任状を添付した上で申請します。
事情がある場合は、対象者が個人的に請求することもできますが、未申請であるか否かはすぐにわかるはずです。
私は、未申請の事業所に対して、調査をすべきだと思います。
実地指導に入ってもいい位です。
介護職員の普段からの努力を踏みにじるような行為が、もしあったとしたら・・・
そんな事業所、とっととやめた方がいい。
前にも同様の内容をこのコラムで書きましたが、ちょっと驚きました。
このコラムの執筆専門家
- 寺崎 芳紀
- (東京都 / 経営コンサルタント)
- 株式会社アースソリューション 代表取締役
介護事業所の開設から運営まで、オールワンでお手伝いいたします
有料老人ホーム施設長・訪問・通所介護管理者・老健相談員、事業所開発等の経験を活かし、2007年7月に弊社を設立しました。介護施設紹介サービスをはじめ、介護事業所の開設・運営支援等を行い、最近では介護関連の執筆活動にも力を入れております。
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