つかみはOK?ファーストシーンの演出術 #2 - クリエイティブ制作全般 - 専門家プロファイル

山藤 惠三
有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
東京都
クリエイティブディレクター

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対象:クリエイティブ制作

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つかみはOK?ファーストシーンの演出術 #2

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メディアと映画、ずっと楽しい関係。 映像メディアの演出術
3月も中旬になり、そろそろ桜前線が気になる今日この頃です。
季節ネタのイベントは、結構、まじめに行うのが私の流儀です。

エスオープランニング、山藤(サンドウ)です。

映像メディアの演出術として、つかみはOK?ファーストシーンの演出術


オープニング、ファーストシーンの演出について書いてゆきます。

前回は、バットマンのオープニングシーンについて書きました、
マーベルコミックがモダンで現代的なイメージに変身、
ブランディング化に成功したケースです。

それから、チョッと古いですが、
「サタデー・ナイト・フィーバー」という映画があります、

知っている人は知っている、1970年代の青春映画。
そうです、

ディスコです、
アフロです、
そして、
フィーバ〜〜です。


フラフラ〜と、横道に入りそうですが、
この映画のオープニングは、ニューヨークの街並みを颯爽と歩く、
主人公、マイケルの、足、足、足、です。

歩きます、
ステップを踏みます、
そして、
エナメルの靴です〜。


ちなみに、主人公のマイケルは、ジョン・トラボルタでした。



音楽は、ビージーズの「シュテイン・アライブ」という曲が流れ出すと、
NYの街がアーラ不思議、
「サタデー・ナイト・フィーバー」の世界になってゆきます。

劇場で、おもわず自分も歩き出したくなってしまった記憶があります。
音楽のビートと映像のテンポが見事に融合した、ドライブ感あふれるオープニングでした。

ビージーズは、このアルバム「恋のナイトフィーバー」「愛はきらめきの中で!」で、
その年のゴールドメダリストを受賞しています。

1970年代に浸りたい人には、必見の映画です。



それから、お話しががらっと変わりますが、
たくさんの映画のファーストシーンの中でも、
大きく福田康夫型タイプと、
小泉純一郎タイプに分かれます。

福田康夫タイプは、ある意味まじめで、正攻法のスタイルです。
総理大臣まで勤めましたが、途中で投げ出してしまうのは映画の世界でもタブーですが、、

これは、演説の中身をきちんと一から順番に説明してお話を進めるタイプです。



ちなみに、安倍晋三タイプというのもありますが、あまりにも短かったので、
このコラムでは、勝手に省略したいと思います。

前評判の割にはまったく受けなかったような映画がこちらの部類に入ります。



次回は、小泉純一郎タイプについて書いてゆきます。

つづく。

▼参考映画(例)
サタデー・ナイト・フィーバー:ユーチューブ動画映像

BeeGees ビージーズ:ワーナーミュージック