- 大澤 眞知子
- Super World Club 代表
- カナダ留学・クリティカルシンキング専門家
世界中の人類の日々を完全に変えてしまったCovid-19パンデミック。
カナダが本気になり始めた3月最初からここまで、現地カナダから出来るだけ正確で迅速な情報を送り続けています。
特に、カナダの学校から見たら、単に「金のなる木」でしかあり得ない日本からの「高校留学生」のおかれた立場の弱さを発信して来ました。
倒産しそうな留学エージェントが嘘を突き倒して留学生親子をつなぎとめようと、でも、カナダの高校は留学生など構っている暇も余裕もなく適当にそこにおいておくだけ。
そんな現実を発信してもしても「家の子はAO入試に必要な期間はカナダにおいておきます」「日本に帰っても戻る高校がないので」「子供がカナダに戻るのを希望しているので」というグズグズ煮え切らない親の声が泡のようにボコボコと湧いていました。
未成年の子供の安全、そしてその子供の将来などどうでもいい?
AO入試に有利になることだけが目的ですか?
帰る高校がなければ探してやり直せばいいのではないですか?
今回は9月の前にもあの慎重な日本政府が、「高校留学は延期か中止を」との勧告を出している中、なんとも信じられない危機感欠如の親子の姿が目立ちました。
そして、今。
「カナダの学校の対応がひどい。」
「結局まともな教育は受けられていない。」
「行動制限が多すぎる。」
「先が見えない。」
カナダの感染者数がうなぎ登りの今、学校再閉鎖、社会の再ロックダウンを目前にお先真っ暗の状況です。
それでも未だにカナダに無理やり留まる高校留学生(正直マジか!?と)は、そのうち元に戻るだろうという愚かな考えを持っているのか、グズグズダラダラと「勉強」などとはとても呼べない「留学生活」(生活とも呼べないでしょうね)を続けています。
それとは対照的に、私の発信する情報を元に親の責任を果たすべく迅速に行動した親子から、非情とも言えるカナダ側の対応への不満が寄せられるようになりました。
発信して来た情報への感謝の言葉が日々届き、それと共に、カナダ側から言葉が見つからないほどの非人道的な対応を
読むたびに怒り心頭。 心臓がバクバクして来ます。
行動の時だと感じています。
カナダとエージェントが長年隠し通し、日本人親子をだまし続けた「虚構の高校留学」をこのカナダ全体に知らせるために、日本人親子が差別的に扱われたパンデミック禍での「高校留学」をカナダ政府にも知らせるために、今立ち上がる必要性を感じています。
ぜひ体験談をお寄せ下さい。
1)カナダのどこのスクールボードで 2)どの高校で 3)留学期間 4)最初の留学目的 5)スクールボード、あるいは高校の留学生担当者名 6)エージェント名(通している場合)担当者名 7)経験したことの詳細
など他にも必要と思われることがありましたらお書き下さい。
いただいた内容は、個人名・個人を特定する情報を除き、概要のみをコラムにて公開させていただきます。
カナダ側へのアピールは英語で行いますが、その際にはどこまでの詳細を含めてもいいかの確認をさせていただきます。
まずは、カナダメデイアにアピールするために、出来るだけ多くの体験談が必要となります。
今後「大嘘の高校留学」の犠牲になる日本の未成年をなくするために、ぜひご協力をお願い致します。
最後に、今まで寄せられている酷い体験談の一部をご紹介しておきます。
例:
・ある地域の高校留学生は、現地の高校生が通う高校には通学をさせてもらえず、地元のコミュニティセンターに週2回集められオンライン授業を自習。
・ホスト宅でも行動制限があり、不要不急の外出は出来ない
・あとほんの数単位で卒業出来たはずの生徒にも、カナダから日本に向けてのオンライン授業履修を認めない学区が結構多い。 その理由が「カナダの方が日本より安全だから」。 (頭に血が上りました、これを聞いた時には。)
このケースは何件もあります。
・アジア人差別を申し立てたら、カナダには人種差別はないと断言された。 (現在カナダ中の組織的人種差別が大きな問題となっている国で、よくそんなことをヌケヌケと言えるもんだと、また頭に血が上りました。)
・感染の危険を心配したら「どこでも一緒だ、行ってみるまではわからない」と言われた。
・9月にカナダに戻ったがとても勉強出来る環境ではないので、やはり日本に帰国しオンライン受講したいとの希望は拒否された。
・日本に帰国しても留学をオンラインで継続したいとのアピールが認められ帰国が決まったあと、本人に確認なしで学校が退学手続きをしてしまった。
・心配した日本の親が何度メールでスクールボードに問い合わせてもすべて無視。誰も日本の留学生など相手にしない。
・緊急の帰国でカナダに残したままの荷物の日本への発送など、全く協力が得られない。
・ホストファミリー宅で自由がなく、家族からも隔離された状態。
・アジア人差別が多く、外に出ても危険なカナダ。
など、など、など、など。。。。。。
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日本人の親は文句を言わないし、すぐに「仕方がない」と諦めるから扱いが簡単。
とは、カナダの教育関係者の感想です。
このまま「仕方ない」と我慢しますか?
I am here to help. Send me your story.
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このコラムの執筆専門家
- 大澤 眞知子
- (カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)
- Super World Club 代表
カナダにいらっしゃい!
カナダ 在住。パンデミック後のNew Normal 留学をサポート。変わってしまった留学への強力な準備として UX English主催。[Essay Basics] [Critical Thinking] など。カナダから日本に向けての本格的オンライン留学準備レッスン・カナダクラブ運営。
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